国産牛の牛肉の中にも、
外国産の肉があるのは、知ってましたか?
では、
ブランド牛と呼ばれる牛肉、「約半分は和牛ではない」って事は!?
わかっているようで、意外とわかっていない … ^^;
『和牛と国産牛の違い』についてシェアします!
先日行った焼肉屋さんのメニューに、
「国産牛!」となっていました。
よく見てみると、
その国産牛には、オーストラリア産のマークが …
「国産牛…」
「オーストラリア産…」
「・・・・ ?」
いったいどういう事なんでしょう?
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和牛と国産牛の違い
「ブランド牛」と聞くと …
ブランド牛 → 高級 → 国産 → 和牛 → おいしい!
つまり、
「おいしくて高級な国産の和牛」というイメージがありませんか?
でも、知ってました!?
なんと、ブランド牛のおよそ5割は 和牛ではないんです!
そもそも、「和牛」と「国産牛」の違いとは?
和牛の定義とは
「和牛」は、
「牛の品種の中のひとつのグループ」を表す言葉ですので、
国産牛の様に、産地で分類しているのではありません。
日本の在来種をもとに、交配を繰り返して改良された品種をいいます。
和牛の種類はたった4種類だけ!
現在、日本で和牛は、
「黒毛和種」「褐色和種」「日本短各種」「無角和種」の、
たった4種類だけなんです!
ブランド牛には、
「松坂牛」「神戸牛」「米沢牛」の様に、産地名がつけられています。
しかし、それは品種名ではありません。
「黒毛和種」ですので、すなわち「和牛」となるんです。
ブランド牛の5割は和牛ではない!
一方、たとえ日本で生まれ育っても、
これ以外の品種は、和牛とは言えません!
外国品種のホルスタイン種などは、これに当たります。
ですので、
日本で飼育されたホルスタイン種を、
肉用に販売する場合は、「国産牛」となります!
十勝牛は、おいしさに定評のあるブランド牛ですが、
品種はホルスタイン種ですので、和牛ではありません。
この様に、
ブランド牛でも、すべてが和牛ではないのが現実です。
国産牛の定義とは
「国産牛」は、
「日本で生まれた牛」の事だと思っている人が多いようです。
実は、管理人も「なんとな~く、そんな感じ」に思ってた … ^^;
しかし!
日本で生まれ育った牛は当然ですが、
外国産の牛でも、
一定期間(輸入されてから3ヵ月間)以上で、
かつ、
日本国内で一番長く飼育されていれば、「国産牛」となります。
アメリカ産やオーストラリア産でも、国産牛と称することができます。
実際には、効率の悪いので、
生きた牛を輸入して、日本で育てて食肉にする事は無いようですが…
そのあたり、
実際の「焼き肉屋さんの声」を聞いてみましょう!
和牛と国産牛、
それぞれの「味の特長」についても、語ってくれてます♪
焼肉屋さんなどで、
「国産牛」と書いてある 安めの肉のほとんどは、
「ホルスタイン系の肉」もしくは、
「ホルスタインと別種を交配させた肉」と考えても良さそうですね♪
あっ!
「和牛は良くて、国産牛が悪い」っていうワケじゃないですよ!
国産牛でも、お値打ちで十分おいしいですから …(^^;)
「国産牛を、和牛だと勘違いしていることが多い!」
っていう意味ですからね♪
そこんとこ、勘違いしないでくださいね~
和牛と国産牛の違い「まとめ」
いかがでしたか!?
ちょっと、スッキリしたんじゃないですか?
それでは最後に、
「和牛と国産牛の違い」を、簡単にまとめてみましょう!
- 和牛は品種で、産地で分類しているのではない!
- 和牛は、黒毛和種・褐色和種・日本短各種・無角和種の4種類だけ!
- ブランド牛の約半分は、和牛ではない!
- 外国産でも、日本国内で飼育された牛は 国産牛!
これで、和牛と国産牛の違いは バッチリですよね♪
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