日本人のあなたなら、
「七福神」は、もちろんご存じですよね?
では、
『七人の神様の名前』を、すべて言えますか!?
それぞれの神様を、見分けることができますか!?
実を言うと、当の管理人も、
この覚え方で覚えるまでは、ちょっと曖昧だったのです w。
もちろん、7人すべての神様を知っているのですが、
なぜか 6人しか出てこず、誰か1人が足りない …。
その1人は、毎回違うんですが、
その度に指を折って数えながら、ランダムに名前を思い出していたんです。
そんなことにならないための、
たった1分で覚えられる『七福神の名前の覚え方』を紹介します。d^^
ついでに、それぞれの神様の「特徴」を把握して、
簡単に、見分けがつけられる様にしておきましょう♪
Sponsored Link
七福神の「名前の覚え方」
前回の記事「七福神の名前と意味」では、
神様の名前の意味や由来、ご利益について説明しましたね。
ところが!
七福神それぞれの神様の名前は、聞けばわかるとしても …
「そもそも、七福神 全員の名前が覚えられない!?」
という人も、少なくないかもしれませんね。d^^;
たった1分で覚える!簡単な「七福神の名前の覚え方」
では、そんなあなたのために、
まずは今回の本題! 超簡単な「七福神の覚え方」を伝授しておきましょう♪
んっ!? 何かの呪文?
もしくは、
七五調の唄の歌詞の様にも、思えるかもしれませんね。
どちらも不正解なんですが、ある意味どちらも正解かもしれません。d^^
実はこれ、
「七福神の名前の覚え方」なんです。
七福神の名前を簡単に覚えられる、呪文の様な言葉で、
ある意味、歌詞の様に リズミカルに覚えてしまいましょう♪
しかし、ただ これを覚えただけでは、
いったい何のことだかわかりませんよね!?
では、呪文の解き方の説明を … d^^;
まず、前半の「エビでタイ釣るお年寄り」は …
- エビ ・・・ 恵比寿天(えびすてん)
- タイ ・・・ 大黒天(だいこくてん)
- お年寄り(老人)・・・ 寿老人(じゅろうじん)
を意味しています。
そして、後半の
はじめが欠けてる「(は)・ひ・ふ・へ・ほ」は …
「ひ・ふ・へ・ほ」で、それぞれ以下の神様を覚えます。
- ひ(び)・・・ 毘沙門天(びしゃもんてん)
- ふ ・・・ 福禄寿(ふくろくじゅ)
- へ(べ)・・・ 弁財天(べんざいてん)
- ほ ・・・ 布袋尊(ほていそん)
を意味しています。
これで、七人すべて含まれているので、
七福神の神様の名前が、簡単に覚えられるのです。
この「七福神の覚え方」を知っているだけで、
指を折って確認したり、毎回頭を悩ますことがなくなりますね。d^^;
Sponsored Link
七福神の名前と特徴
七福神の名前は、上述の覚え方で覚えられたけど …
「どれがどの神様なのか?まではわからない(汗)。」とか、
「数人はわかるけど、七福神すべてはちょっと … w。」
という人も、いるかもしれませんね? d^^
では、七福神 すべての神様がわかる様に、
次は、それぞれの主な「特徴」を確認しておきましょう♪
どうですか!?
これらの外見の特徴を知っていれば、
七福神の神様たちを、かなり簡単に判別できるのではないでしょうか?
七福神それぞれの主な特徴と見分け方
では、これらの特徴、持ち物や見分け方について、
それぞれ、もう少し詳しくみてみましょう♪
- 恵比寿天
主なご利益:
商売繁盛・除災招福・五穀豊穣・大魚守護
主な特徴:
「釣り竿」「鯛」「狩衣(かりぎぬ)」
釣り竿は「釣りして網せず」、
すなわち、『暴利をむさぼらない清い心』を象徴していて、
そこが、商売繁盛の神様として人気を集めたようです。
左脇に鯛を抱えて、右手に釣り竿を持つ姿は、誰にも馴染み深いものがありますね。 - 大黒天
主なご利益:
五穀豊穣・子孫愛育・出世開運・商売繁盛
主な特徴:
「小槌(こづち)」「袋」
二つの米俵は「二表で満足をする」という、
『欲を張らない清廉な心』を象徴しています。
また、打ち出の小槌の「槌」は『土』、
つまり、米など様々なものを生み出す『大地』を意味すると言われています。
ちなみに、
頭につけた頭巾は、「上を見ない」という謙虚さを表しています。 - 毘沙門天
主なご利益:
武道成就・降魔厄除・家内安全・夫婦和合
主な特徴:
「甲冑(かっちゅう)」「宝塔」「宝棒」
毘沙門天は、厄除け 恵方の神であり、
甲冑(かっちゅう)を着けて 矛と宝塔を持ち、邪鬼を踏む姿で描かれ、
にこやかな七福神のなかで、ただ一人 厳しい顔をしています。
しばしば、北からの侵略を受けていたインドでは、
北を守る者こそ、最も強くなければならなかったのでしょう。 - 弁財天
主なご利益:
恋愛成就・学徳成就・諸芸上達・福徳施与
主な特徴:
「琵琶」「紅一点」
七福神では紅一点、
琵琶(びわ)を奏でる絶世の美女の姿で描かれることが多い弁財天。
水の流れる妙音から、音楽・弁舌を司り、雄弁と智恵を授け、
芸能・学問の分野での成功や名誉を与え、金運・財運をもたらすともされます。 - 福禄寿
主なご利益:
財運招福・延命長寿・立身出世・招徳人望
主な特徴:
「長い頭」「長い髭」
身長の約半分を占める長い頭と、長い白髭が特徴の福禄寿。
杖をつき、長寿の象徴である鶴や亀を従えた姿でも描かれる、
道教の三徳「福(子孫繁栄)・禄(財産)・寿(健康長寿)」を備え、
人の寿命を知るとされています。
寿老人と似ていて、ちょっとわかりにくいですよね?
それもそのはず、
実は、一説では「福禄寿と寿老人は同一神」とされているのです。
福禄寿の場合は、長~い頭がわかりやすい特徴となっています。 - 寿老人
主なご利益:
幸福長寿・家庭円満・延命長寿・福徳智慧
主な特徴:
「長い杖」「頭巾」「瓢箪」「桃」
酒を好む長寿の神様とされてる寿老人ですが、
「瓢箪(ひょうたん)」には、不死の霊薬が含まれていて、
不老長寿の「桃」を持っていることが多いです。
寿老人は、「牡鹿」を従えた姿で描かれることがありますが、
これは、自然と長寿の調和を意味しています。
残念ながら、このイラストでは、瓢箪も桃も描かれていませんが、
長い杖と長い髭、それに 頭に頭巾を被っているので見分けがつきますよ。 - 布袋尊
主なご利益:
千客万来・家運隆盛・家庭円満・商売繁盛
主な特徴:
「太鼓腹」「大きな袋」
福々しい笑顔と太鼓腹、大きな袋を背負っているのが特徴の布袋尊。
肩に下げた袋は、堪忍袋(かんにんぶくろ)とも言われ、
人格を円満に導く功徳ありとされる、評知と和合金運招福の神様です。
「泣いて暮らすも一生。笑って暮らすも一生。同じ暮らすなら笑って暮らせ」
といった、楽天的な布袋和尚の生き方が、当時の禅僧をはじめとした人々に、
『至福』の象徴として受け入れられた、と考えられています。
いかがでしたか!?
今回紹介した「七福神の覚え方」と、
「特徴による見分け方」を知っているだけで、誰でも簡単に覚えられます。
しかも、
誰がどの神様なのかも、簡単に見分けがつく様になりますよね♪
コメント