「結果にコミットできるのは …?」
糖質制限? それとも、カロリー制限?
はたして、どっちのダイエット方法なの!?
体型を左右するのは、結局のところ「カロリー収支」、
ダイエットといえば、まずは「カロリー制限」が一般的ですね♪
一方、
最近、注目を集めているのが、「糖質制限」です!
CMなどのメディアで、何かと話題の、
RIZAP(ライザップ)も、この糖質制限中心のダイエットの様ですね d^^;
「糖質制限」と「カロリー制限」、
2つのダイエット方法の、メカニズムや効果の違いを紹介します♪
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2つのダイエット方法! 糖質制限 vs カロリー制限
ハイカロリーの脂質を中心に、カロリーを制限すれば、
カロリー収支がマイナスになって、誰でも痩せられます!
対して、「糖質制限」は、
血糖値が高くなりすぎる「糖尿病の治療食」が始まりでしたが、
その優れた減量効果に、世界的にも人気が集まりました!
「カロリー計算が不要」なのも、人気の秘密と言えますね♪
糖質制限とカロリー制限の違いと効果
一般的に、「糖質制限は即効性!」
対して、「カロリー制限は安全!」と言われます。
それらの理由には、どんな違いがあるのか!?
「糖質制限ダイエット」と「カロリー制限ダイエット」、
それぞれのメカニズムや効果の違いを、詳しくみてみましょう♪
糖質制限ダイエット
「糖質」は一般的に、3大栄養素のひとつ「炭水化物」と呼ばれますが、
正確には、「糖質+食物繊維=炭水化物」なんです。
しかし、食物繊維は、
消化酵素で消化されにくく、カロリーにならないので、
「糖質が、ほとんどのカロリーを占めている」と言えます。
日本人は、「カロリーの約60%を 糖質から摂取している」ので、
この糖質を減らして減量するのが、糖質制限ダイエットです。
糖質制限では、通常カロリー計算は行わず、
「脂質やタンパク質は制限しない」というやり方が、主流になっています。
【糖質制限のメカニズム】
食事で摂取した糖質は、体内でブドウ糖(グルコース)になります。
血中のブドウ糖(100cc当たりの血糖量)が、いわゆる「血糖値」です。
血糖値が上がると、それを抑えるために、
「インスリン」というホルモンが、大量に追加分泌されます!
糖質制限することで、インスリンの分泌を抑え、
結果的に、脂肪の合成にブレーキをかけて、脂肪の分解が促進されます!
【糖質制限の効果】
「糖質制限は 即効性が高い!」と言われています。
糖質制限で、まず減るのは「水分」です!
糖質を貯めるには、その3倍の水分が必要ですが、
糖質制限すると、グリコーゲンが減るため、
糖質を蓄えるに必要だった水分が減り、体重が落ちるんです。
ところが、ここで安心してはいけません!
これでは、「サウナで大汗をかいて、体重が減った」のと同じです。d^^;
ダイエットの狙いは、「余分な体脂肪を減らすこと」です。
糖質制限を地道に続けると、脂質代謝が活発化し、
体脂肪が分解されて、本格的に体が絞れてくる様になるんです♪
カロリー制限ダイエット
カロリー制限で痩せるには、
「摂取カロリーを、総エネルギー消費量より抑える」という事!
20~30代の場合、1日の総エネルギー消費量は、
「男性なら2600kcal」「女性なら2000kcal」が目安となります。
そのため、標準的なダイエット指導では、
「男性で1日1800kcal」「女性で1日1600kcal」前後を目安に、
摂取カロリーを制限します。
【カロリー制限のメカニズム】
1日の消費カロリーが、摂取カロリーを下回った場合は、
「エネルギー・ギャップ」が生じ、体脂肪に変わってしまいます。
逆に、消費カロリーが上回った場合には、
足りないエネルギーは、脂肪を分解して補うことになります。
結果的に、体脂肪が減少して スリム体型になります!
【カロリー制限の効果】
「カロリー制限は 安全で確実!」と言われています。
カロリー制限の場合は、糖質制限と違って、
「水分の減少 = 減量」と、誤解する恐れはありません。
エネルギー・ギャップ、
つまり「摂取カロリーと消費カロリーの差」を、赤字化して脂肪を減らします。
糖質制限より、ペースがゆっくりですが、
軌道に乗れば、「確実に体脂肪を落とすこと」ができます♪
「糖質制限」と「カロリー制限」効果的なのは!?
たとえ、どんなに効果的だとしても、
自分に合わないダイエット方法は、長続きしません!
長続きしなければ、当然「効果はありません」よねっ ^^;
つまり、
「どちらが 自分にフィットしているか?」が重要なんです。
「向き・不向き」を左右するのは、
食習慣や健康状態、性格などに要因があります♪
例えば …
- 多忙で、外食がメインの人の場合、
「カロリー制限」のほうが、続けやすいと思います。 - 几帳面で、細かく合理的に考える性格の場合、
「糖質制限」でも「カロリー制限」でも、続く可能性があります。 - メタボ気味で、血糖値が高めの人の場合、
「糖質制限」で、血糖値の上昇を抑えながら減量すると、一石二鳥ですね。
また、基本的には、
「男性と女性で、ダイエット方法の違い」はありません!
ところが、現実的には、
男性、または 女性に適したやり方があるんです。
「男性は糖質制限! 女性はカロリー制限!?」
どういうことかと言うと …
太っている男性の場合、食欲旺盛で、
ラーメンライスの様に「糖質×糖質」を好む傾向が強いんです。
そんなガッツリ系の人は、
「糖質の食べ過ぎで太っている」可能性が高いので、
糖質制限を行ったほうが、手っ取り早くて楽に痩せられます!
また、夕食には飲酒を欠かさない「左党」も少なくないですよね♪
糖質制限では、糖質を含まない蒸留酒などなら、
適宜飲むこともできるので、ストレスが少なくなります。
一方、
女性の場合、基礎代謝が低い人も少なくありません。
男性と比べて、筋肉量が少ない女性は、
平均で「1日400kcal程度 基礎代謝が低い」と言えます。
タンパク質が不足して、筋肉が減ってしまい、
さらに、基礎代謝が低下してしまいます。
そんな女性の場合、糖質制限のみでは痩せにくいので、
カロリー制限と適度な運動を、組み合わせたほうが向いています!
また、「甘党」の女性も、少なくないですよねっ♪
スイーツ御法度の糖質制限では、ストレスが貯まってしまいます。
砂糖不使用などの、進化形スイーツも登場しているので、
これなら、カロリー制限も糖質制限も、同時にできちゃいますねっ♪
糖質制限とカロリー制限では、「食べていいものとダメなもの」が、
真逆になってしまうことだって、珍しくありません!
- 例えば …
バナナは、カロリー制限ではOKで、糖質制限ではNGですが、
アボカドは、糖質制限ではOKで、カロリー制限ではNGです。 - また、
低脂肪牛乳は、カロリー制限ではOKで、糖質制限ではNGですが、
無塩バターは、糖質制限ではOKで、カロリー制限ではNGなんです。
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