夏バテの症状と原因!吐き気や頭痛は?熱中症との違いとは!?

吐き気がして、なんか体が怠いんだけど …
これって、夏バテなの?

頭痛下痢の場合は!?

夏バテの症状と原因!吐き気や頭痛は?熱中症との違いとは!?

日頃から、慢性的な肩こりに悩まされている管理人。

夏に限らず、肩こりに伴って、
頭痛なんかは日常的で、対して珍しいことではありません。


ところが、暑い時期になると、
吐き気めまい下痢などの症状が現れてくるんです。^^;

毎年の様に「これは 夏バテ!?」って、
疑問に思ってるんですが …

これらの吐き気や頭痛などは、夏バテなのか?


夏バテの症状や原因について、調査してみました!


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夏バテと熱中症

吐き気がする … とか、なんとなく体がだるい … とか、
これって夏バテなのか? それとも 熱中症だからなのか?
自分では、判断が難しいくないですか!?

そんな時、「夏バテと熱中症の違い」を把握しておくことで、
思わぬ体調不良にも、より適切な対処法が見つかりますよねっ♪


夏バテと熱中症の違い

そもそも「夏バテ」は、
特定の原因や症状のある、はっきりした病気ではなかったんです d^^;

「食欲がない」「なんとなく体調が悪い」「下痢や便秘」などの、
夏に起こる身体の状態を、「夏バテ」と呼んでいるんです。


夏の暑い時期は、冷房のきいた室温と暑い屋外との移動により、
人に備わっている体温調節機能に、かなりの負担がかかります。

そのため、
夏の暑さに対抗しようと、必要以上のエネルギーを消費します。

さらに、熱帯夜などでの睡眠不足が加わると、
体温調節機能と、睡眠不足からくるエネルギー不足によって、
「夏バテと呼ばれる体の状態」になり、様々な症状が現れると考えられています。



対して、「熱中症」は、
夏の暑い時に、体温の調節機能が破たんするなどして、
体内の水分塩分が失われ、体の中の熱が放出されなくなってしまいます。

この「体の機能を正常に維持できなくなる症状」を、
総称して「熱中症」と呼びます。

立ちくらみや筋肉痛、倦怠感・虚脱感など、
熱中症の程度によって、症状はそれぞれ異なります。

重症になると、高体温やけいれん、意識障害などの症状が現れます。

熱中症の症状!「症状別対策と予防方法」 ≫ 


熱中症は、夏バテの場合と違って、
悪化すれば、意識がなくなって倒れてしまうほど「危険」なものです!

特に、本格的な夏になってくると、
熱中症の症状で、病院に搬送される人も少なくないですよねっ。



夏バテと言っても、けっこう馬鹿にはできません d^^;

「夏バテは 熱中症の軽症の状態とも言えます!」

なので、
夏バテの段階で、しっかりと対処しておきましょう♪


夏バテの症状と原因

夏バテと言っても、その症状は 人によって実に様々です!

しかも、上述の様に、
特定の症状があるはっきりした病気ではないんですから …


夏バテの症状

「夏バテの症状」は、一般的に 以下のような症状が挙げられます。

  • 全身の疲労感・倦怠感
  • 食欲不振・体重の減少
  • 頭痛
  • 発熱
  • めまい・立ちくらみ
  • 便秘・消化不良による下痢
  • 思考力低下・無気力感 など



もちろん、
これらすべてが、夏バテだとは言い切れませんが …

これらの症状に、心当たりがある場合は、
少なからず、「夏バテの可能性が高い」ので気をつけましょう!

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夏バテの主な症状と原因

では、主な夏バテの症状について、
その原因と併せて、もう少し詳しくみてみましょう♪

  • 疲れやすい

    おそらく、これが一番よくある症状でしょうね。
    なんとな~く 感じている人も、多いのではないでしょうか?

    そんな 夏バテによる疲労感は、
    栄養素不足など、夏場にはよくある以下の様な原因で起こります。

    • 不規則な生活や、寝つきが悪いなど、睡眠が不足している!
    • 食欲が低下しているため、
      麺類やレトルト物を食べる機会が増えて、栄養が不足している!
    • ストレスや仕事などで、体を酷使して、
      知らず知らずのうちに、ついつい 無理をしてしまっている!

  • 吐き気・胃もたれ

    基本的に内臓は、体温に近い温度でしか働けないので、
    冷やされた胃は、うまく機能しなくなってしまいます。

    正常に働かなくなった胃に、食べ物が入ってきても、
    当然、しっかりと消化してはくれませんよね!

    それが原因となって、吐き気や胃もたれの症状が現れてしまうワケです。

  • 悪寒

    夏バテから、熱中症になってしまうということは、
    実は、そんなに珍しいことではないんです!

    冷房で体を冷やしすぎて、寒気が起こるのは当然なので、
    その場合は、冷房の温度を上げるなどの対策をすれば大丈夫です。

    ところが、「暖かい場所で寒気がするのは異常なこと」で、
    夏バテというよりは、既に熱中症に近い症状なんです!

    特に、夏バテになっている時は、既に体力が落ちているため、
    その分、熱中症になりやすいんです。

    もし、夏バテ気味で 寒気を感じた場合は、
    迷わず病院に行くことをオススメします!

  • 下痢・便秘気味

    下痢や便秘の症状は、
    急激な温度差に、身体がついていけないために起こります。

    室内と外での気温の差があると、自律神経が乱れ、
    交感神経が、過剰に働いている状態になります。

    すると、胃腸などの働きが大幅に低下してしまい、
    下痢や便秘になってしまうというワケなんです。

  • 頭痛

    夏バテで頭痛!? と思うかもしれませんが、
    実は、これも珍しいことではありません!

    頭痛が起きる原因としては、
    水分不足による脱水や、寝不足などが影響しています。

    脱水の状態が続けば、熱中症になってしまうこともあるので 注意しましょう!


夏バテの主な症状と原因


夏バテに似た症状の病気

栄養と水分をとっても、回復しなければ、
「他の病気」を疑ってみることも大切です。

なぜなら、
「夏バテの症状によく似た病気」があるからです!

  • 急性肝炎

    肝炎ウイルスによる、肝臓の細胞が壊される病気です。

    風邪の症状に似ていて、
    食欲不振・倦怠感・胃もたれ・発熱・吐き気・下痢 などの症状が現れます。

  • 鬱(うつ)病

    いわゆる「精神疾患」のひとつで、
    季節によってなる「季節性うつ病」などもあり、日常生活が大変になります。

    やる気が出ない・頭が回らない・胃腸の具合が悪いなどの症状の他、
    不安や悲しみ・焦りなどの、マイナスな感情になってしまいます。

  • バセドウ病

    甲状腺ホルモンのバランスが崩れる病気です。

    疲れやすい・お腹が緩い・無気力になる・やる気が起きないなどの他、
    汗っかきになったり、暑さに耐えれないなどの症状が現れます。

  • 糖尿病

    血糖値が高くなり、身体の中の臓器に影響が起こる病気で、
    男性の病気のイメージが強いですが、女性にも増えている病気です。

    悪化してくると、倦怠感や喉の渇きが酷くなります。

  • 慢性疲労症候群

    頭痛や微熱、休んでも24時間以上続く疲労感など、
    思考力や集中力の低下を伴い、悪化すると 力が張らなくなり歩行も困難に!

    酷い場合は、日常生活が困難になるほど、重くなるケースもありますが、
    うつ病の場合もあるため、診断も難しい病気です。


ビタミンやミネラルたっぷりで、バランスのとれた食事や、
十分な睡眠や運動で、夏バテ対策をしていても改善しない場合、
ちゃんと病院へ行って、診察してもらうようにしましょう!


夏バテになる悪循環サイクル

上述の様に、夏バテになる原因にも様々ありますが、
「悪循環するパターン」が存在します!

このサイクルが続いて、夏バテが起きる場合が多いんです!


夏バテの症状が起こる悪循環サイクル



夏バテのよくある原因の1つは、ズバリ「水分不足」です!

「のどが渇いてないから 飲まくても大丈夫!」ではいけません。


自分では気づいていないだけで、
実は、体内の水分は ジワジワと減っているんです。d^^;

たとえ、のどが渇いてない時でも、
「こまめに水分補給!」が大切なんです!



最近では、9月になっても暑いことが多いので、
10月ぐらいまでは気を抜かない様に、しっかり夏バテ対策をしましょう♪

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