愛用の枕の素材って、何を使ってますか?
どうして、
その素材の枕を使っているのか、はっきり言えますか?
「やっぱり、枕はそばがらに限るネ!
今の枕だって、10年は愛用してるゼ~!」
って!?
枕にも寿命があるんです!
なかでも、
そばがら素材の枕は、寿命がけっこう短いんですよ d^^)
そんなにも、長い間使っているんであれば、
「そばがら枕」じゃなくって、それはもう「害虫枕」です!
「マ、マジか ,,, (ガァーン)」
という訳で、
前回の「枕の高さ」に続き、今回は『枕の素材』です♪
素材の種類と、
それぞれの素材の特徴(長所・短所・寿命)などを、ご紹介します。
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枕選び 3つのポイント
まずは、良い枕を選ぶための条件として、
次の「3つのポイント」に注意してみてください!
眠っている間、まったく枕を意識しないでいられること。
そして、楽に呼吸できることが、まず第1の条件です。
頭に熱がこもって、温度が上がり過ぎると、
脳の機能は低下します。
ぐっすり眠るためには、
通気性・吸放湿性に優れた素材の枕が最適です。
寝返りは、うっ血を防ぐために、体が要求する自然の動作です。
寝返りを妨げない様に、
頭が沈み過ぎず、中身が偏らない枕を選びましょう。
枕の横幅は、最低でも肩幅分は必要です。
枕の素材の種類
「良い枕を選ぶ3つのポイント」を紹介しましたが、
「良い枕」と「自分にあった枕」って、違いますよね♪
良い枕が、
必ずしも「あなたにあった枕」とは限りません!
では、次に何を考えたらよいのか?!
それは、
「リラックスできる素材を選ぶこと」です!
リラックスできるかどうかも、
もちろん、人それぞれ違うと思います。
見たり触ったりするだけでなく、
「感触を確かめてみること」も大切です♪
これは、次の動画でも説明されています。
枕の素材の種類と特徴
それでは、枕の素材の種類と、
それぞれの素材の特徴を見てみましょう。
低反発ウレタン素材 寿命:2~3年
「血行を促し、首や肩を優しく包み込む!」
体重と体温に反応し、ゆっくり沈むことで、
体の圧力を一点に集中させず、分散させます。
長所:
柔軟性に優れ、利用する人の体型や寝姿勢に合わせてフィットし、
体圧分散効果で、負担を軽減させる!
短所:
寒くなると硬くなり、逆に、夏には熱がこもりやすく蒸れやすい!
「高反発ウレタンは、四季を通じて硬さが変わらない!」
羽根・フェザー素材 寿命:1年
「吸湿性があり、同時に湿気を放散する!」
通気性も良く、吸湿・保温・発散性に優れているので、
夏は涼しく、冬は暖かいという天然素材ならではの利点があります。
長所:
保温性に優れていて、蒸れにくい!
短所:
安価なものは、羽根素材独特の臭いがある!
(枕の中から素材がでてくることもある!)
「お子様の使用は避けたほうが良い!」
ポリエステル綿素材 寿命:1~2年
「手洗いができるので衛生的!」
ふんわり柔らかく、クッション性に優れ、
軽量・安価な素材として重宝されています。
長所:
ボリューム感があり、弾力性・保温性がある!
短所:
使用しているうちに、弾力性が失われ、ボリューム感がなくなってくる!
ホコリなどが溜まりやすい!
パンヤ(木綿)素材 寿命:2~3年
「天然素材で、弾力性がある!」
頭になじむ柔らかさで、吸湿性に優れています。
長所:
へたりが早いが、天日で干すと元のふっくらした状態に戻る!
短所:
ヘタると通気性が悪くなり、熱がこもりやすくて蒸れを感じる!
ビーズ素材 寿命:4~5年
「通気性がよく、一部商品では水洗いができる!」
独特の触り心地が最大の特徴で、ビーズが不思議な感触を生み出します。
また、超極小なため柔軟に変形します。
長所:
つぶれても復元力があり、柔軟性・流動性に優れている!
短所:
熱がこもりやすい!
流動性があることにより、安定感がないと感じる人もいる!
「硬めの枕が好きな人には向かない!」
そばがら素材 寿命:1年
「弾力性があり、蒸れにくい!」
通気性や吸湿性に優れ、寝ている間の余分な熱を外に逃がし、
汗などの、余分な水分を吸収してくれます。
また、価格も比較的安価でボリューム感もあります。
長所:
通気性・放熱性に優れていて、蒸れにくい!
短所:
使用しているうちに、そばがらがつぶれて粉が出ることがある!
天然のそばがら素材の場合、
天日干しをせずに湿気の高いところで長時間保管すると、夏場は虫がわくことがある!
「喘息やアレルギーのある人は避けたほうが良い!」
パイプ素材 寿命:4~5年
「指圧効果もあり、手洗いもできる!」
通気性が抜群で虫の心配もなく、水洗いもできるので清潔です。
長所:
耐久性に優れている!
通気性があり、ホコリや虫がつく心配がない!
短所:
一見涼しそうだが、意外に夏は暑く、吸湿性がない!
大きくて硬めのパイプは、ゴツゴツした感じがある!
「柔らかめの枕が好きな人には向かない!」
備長炭・竹炭素材 寿命:4~5年
「汗や臭いを取り除き、脱臭・消臭効果がある!」
遠赤外線効果で、肩こりや冷え性の改善が期待できます。
また、空気を清浄化し快適な環境を作ります。
長所:
炭の特徴である「抗菌脱臭」「遠赤外線」「調湿」効果が期待できる!
短所:
重量があり、ゴツゴツした感じで、あわない人も多いかも!
「柔らかい枕が好きな人には向かない!」
ヒノキ素材 寿命:1年
「香りがよく、虫もつきにくい!」
硬めの寝心地で、ヒノキの香りに含まれるフィトンチッドで、
リラクゼーション効果があります。
長所:
天然ヒノキによる防湿・防カビ効果があり、独特の香りが安眠をサポート!
短所:
値段が高めで、1ヶ月ほどで香りが抜けてしまう!
「柔らかい枕が好きな人には向かない!」
特徴による枕の素材選び
枕の好みは、人それぞれ違っていますし、
重視する点も、もちろん違いますよね!?
素材による特徴で、ピックアップしてみましたので、
好みの枕を選ぶ際の、参考にしてみてください♪
- 硬さが気になる!
- 硬めの枕が好き
パイプ・そばがら・ヒノキ など - 柔らかい枕が好き
ポリエステル綿・羽根(フェザー)・低反発ウレタン など
- 硬めの枕が好き
- においが気になる!
- 無臭の枕
ポリエステル綿・パイプ など - よい香りの枕
ヒノキ・そばがら など - 臭う枕
羽根(フェザー)・低反発ウレタン(使い始めのみ) など
- 無臭の枕
- 通気性が気になる!
- 通気性が良く 熱がこもりづらい枕
パイプ・そばがら・ヒノキ・羽根(フェザー)など - 通気性が悪く 熱がこもりやすい枕
低反発ウレタン・ビーズ・ポリエステル綿 など
- 通気性が良く 熱がこもりづらい枕
- 害虫が気になる!
- 虫がつきやすい枕
そばがら・羽根(フェザー)など - 虫がつきにくい枕
パイプ・ポリエステル綿・ウレタン など
- 虫がつきやすい枕
管理人もそうなんですが …
肩こりや首痛で悩んでいる人は、
ポリエステルやビーズ・ウレタンなど、化学繊維の枕を使用していませんか?
ポリエステルやビーズ・ウレタンなどの枕は、
吸湿性や、発散性がほとんどありません。
そんな人には、
薬品・樹脂を一切使用していない、天然素材をおすすめします。
なかでも、
常時、体温を調節している「動物繊維」のほうが、
人間にとっても、優れた効果を発揮します。
肩こり・首痛の人には、「羽根枕がおすすめ」です!
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