母の日と言えば、赤いカーネーション♪
なぜ カーネーションなの?
どうして 色は赤なの?
そもそも 母の日とは?
『母の日のカーネーションの由来』について、詳しく紹介します♪
「母の日に花を贈る!」
現在では、
花の種類に、それほどこだわらなくなっている傾向にありますが …
「母の日の花」といえば、「カーネーション」と、
おそらく、ほとんどの人が答えると思います!
では、「なぜ、カーネーションなんでしょう!?」
Sponsored Link
母の日とカーネーションの由来
「母の日になぜカーネーションを贈るのか?」
これを知るためには、まずは、
「そもそも、母の日の由来」を、知る必要があります!
母の日の由来とは
「母の日の由来」とされることは、いくつかあります。
- 古代ローマで、神々の母 リーアに感謝するための春祭りが行われていた
- 17世紀のイギリスで、
復活祭(イースター)の40日前の日曜日を、「マザーズ・サンデー」とし、
母親と過ごすために、出稼ぎ労働者を里帰りさせていた
これらは、「由来のひとつ」とされるものです。
では次に、
「母の日の由来の定説」となっているものを、見てみましょう。
亡くなったお母さん(1905年5月9日 没)を追悼するため、
娘のアンナ・ジャービスが、フィラデルフィアの教会で、
亡き母が好きだった「白いカーネーション」を、追悼式の参加者に配りました。
「母の日」が、アメリカで制定されたのは 1914年で、
5月の第2日曜日を、国民の祝日となりました 。
日本では、
1947年(昭和22年)に、5月の第2日曜日が「母の日」と制定されました。
母の日のカーネーションの由来とは
カーネーションの由来は、
十字架にかけられたキリストを見送った
「聖母マリアが、落とした涙から生じた花」だと言われていて、
「母と子」や「母性愛」を象徴する花です。
白いカーネーションは、
十字架にかけられる前のキリストとマリアを、
赤いカーネーションは、
キリストの体から散った血の色や、復活したキリストを象徴しています。
アンナのお母さん(ミセス・ジャービス)は、
そんなカーネーションを、好んだことから、
その追悼式に捧げられ、母の日のシンボルとなりました。
カーネーションの色と意味
1908年の追悼式で、カーネーションを配った後も、
アンナは、「母に感謝する日を祝日にする普及運動」を続けています。
その際、
「存命する母親を持つ人は、赤いカーネーション」を、
「母親を亡くした人は、白いカーネーション」を、自分の胸に着けるようになりました。
この風習が、時の流れと共に、
「母親にカーネーションの花を贈る習慣」へと、変わっていったのです。
母の日のカーネーションの色
こうして、
- 母親が健在な人は「赤いカーネーション」を、
- 母親を亡くした人は「白いカーネーション」を、
母の日に贈る習慣へと、変化して定着しました。
母親のいる子は「赤」、いない子は「白」と、色を区別していました。
カーネーションの色を区別することで、
「子供の心が傷つく懸念や、養母に育てられた子供の気持ちに配慮」して、
1960年からは、赤一色に統一されたんです。
カーネーションの色による意味
現在では、様々な色のカーネーションがあり
「赤にこだわらなくともいい」という風潮もあります。
最近は、
ピンクやオレンジなどの、カーネーションも人気ですね♪
花による意味、いわゆる「花言葉」は知っていると思いますが、
カーネーションの「色」によって、違う意味があるんです d^^
- 赤 :「真実の愛」「愛情」「熱烈な愛」「母への愛」
- 濃い赤 :「私の心に悲しみを」「欲望」「情熱」
- ピンク :「感謝」「上品・気品」「暖かい心」「熱愛」
- オレンジ :「純粋な愛」「清らかな慕情」「感動」「集団美」
- 黄色 :「軽蔑」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」「友情」
- 白 :「尊敬」「純潔の愛」「亡き母を偲ぶ」
- 紫 :「誇り」「気品」
- 青 :「永遠の幸福」
どうです!?
色によって、かなり意味合いが違いますよね!
もし、迷ったのなら、
「カーネーションの色の意味」を参考にして、色を選んでみましょう♪
母の日の場合、
濃い赤・黄色・白は、ネガティブな意味合いを持っているので、
できれば、避けたほうがよいかもしれませんね!
母の日のカーネーション「まとめ」
母の日のカーネーションについて、
由来から色の意味まで、流れにのって ズラーっと紹介しました。
最後に、お復習いを兼ねて、
超簡単に、要点をまとめておきましょう♪
- 母の日は、アンナが追悼式をした事が始まり!
- 母の日のカーネーションは、
アンナが、亡き母に白のカーネーションを贈った事が始まり! - カーネーションの色は、
「存命は赤」「故人は白」と、アンナの提唱で始まった! - 日本では1960年に、母の日のカーネーションの色を「赤」に統一した!
- 「濃い赤」「黄色」「白」のカーネーションは、ネガティブな意味を持つ!
これで、バッチリですねっ d^^;
コメント