「鬼は~外っ! 福は~内っ!!」
「で、この豆 いくつ食べるのが正解なの!?」
管理人が 子どもの頃の記憶では、
たしか、年齢+1個の豆を食べていた憶えがあります。
もちろん、何の疑問もなく、
毎年の節分には、その数だけ食べ続けていました。
だから、姉の食べる豆の数にちょっと嫉妬し、
弟からは、逆に嫉妬され …(笑)。
時が経って、
いろいろな情報を、目にしたり耳にしたりすると、
節分に食べる、この豆の数に「違い」があることを知ったのです。d^^
節分の豆の数は「数え年」が正しいの!?
- 数え年?
- 満年齢+1?
- それとも 数え年+1?
いったい、いくつ食べるのが正解なのでしょう?
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節分に食べる豆は「数え年」の数?「年齢」の数?
節分に食べる豆の数は、
「決まった数だけ食べる」風習があるのは、もちろんご存じですよね。
その決まった数とは、「年の数+1個」です。
では、この「+1」は、
いったい、何を意味しているのでしょう?
「+1」個の豆を食べる理由
まず、年の数の豆を食べるのは、
「年齢と同じ数だけ福を取り入れる!」という意味があります。
そして、昔の節分は、旧暦の大晦日なので、
「来年も 健康で幸せに過ごせるように!」という願いを込めて、
『年の数+1』個の豆を食べていたのです。
そう、この『+1』の理由は、
「翌年(翌日)からのための1個」という意味だったのです!
数え年と満年齢
「年の数+1」の理由はわかったものの …
そもそも、このベースとなる年の数とは、
『満年齢』のことなのでしょうか?
それとも、
『数え年』のことなのでしょうか?
「数え年」とは?
まずは、念のため、
数え年について確認しておきましょう。
生まれてから関わった暦年の個数で年齢を表す方法です。
生まれた年を「1歳」とする数え方で、
以降、暦年が変わる(1月1日を迎える)ごとにそれぞれ1歳ずつ年をとります。
つまり、「数え年」は、生まれた時点で1歳として、
それ以降、元日を迎える度に、1歳ずつ増えていく年齢の数え方です。
現在、「年齢」を数える場合は、0歳から数えて、
誕生日を迎える度に、1歳ずつ増えていきますね。
ですので、
数え年で年齢を数える場合は、「満年齢+1歳」ということになります。
節分で食べる豆の数の場合、
『数え年』とか『+1』というワードを、よく耳にしますね。
上述の様に、
「満年齢+1歳」は、言いかえれば「数え年」になります。
そのため、これら『数え年』『+1』『満年齢』が混同されて、
いろいろな情報が混乱しているという訳ではないので、お間違いなく …。d^^
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節分の豆の数「まとめ」
「数え年=満年齢+1」となるので …
- 満年齢をベースとした場合、満年齢+1(数え年と同じ)
- 数え年をベースとした場合、数え年+1(満年齢+2)
ということになってしまいます。
確かに、この差は「大きな違い」があるように思うかもしれませんが、
実のところ、どちらでも良いのです。d^^;
本来、節分の豆は、
数え年に1個足した数を食べるのですが、
現在では、地域によっても風習が異なっているようです。
そのため、
満年齢+1個の地域もあれば、数え年+1個の地域もありますし、
同じ地域でも、各家庭によって違ったりもします。
むしろ、重要なのは『+1』ということなのです!
では、どちらにすればよいのか?
地域や家庭で根付いた習慣などが、特にないのであれば、
「満年齢+1」が、わかりやすくて良いのではないでしょうか。
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