こどもの日の食べ物の意味!ちまきや柏餅を食べる由来とは?!

こどもの日の食べ物といえば「柏餅」

えっ!
5月5日は「ちまき」じゃないのっ!?

こどもの日の食べ物の意味!ちまきや柏餅を食べる由来とは?!

個人的には、柏餅っぽいんですが、
よく考えてみると、
「ち~まきぃ~♪ たべ たぁ~べぇ~♫」って、
ちまきが、歌の歌詞にもなってるし …^^;


これって、どっちも正解っぽいんですが、
当然、これらを食べる様になったのには、意味由来がありますよねっ!

そのあたりから探ってみれば、
必然的に、その答えが みえてきますよっ d^^


というワケで、今回は、
こどもの日の食べ物の意味と由来について、見てみましょう♪


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こどもの日の食べ物の意味と由来!

5月5日のこどもの日は、
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに 母に感謝する」
として、昭和23年に国民の祝日となりました。

この「こどもの日」には、一般的に、
関東では「柏餅」関西では「ちまき」を食べる風習があります。

  • どうして、ちまきを食べるのか?
  • 柏餅を食べる意味は?
  • なぜ、関東と関西で違うのか?


このあたりの事についても、
最後まで読み進めれば、2分後には ちょっとスッキリできますよっ d^^

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「ちまき(粽)」を食べる意味と由来

5月5日の祝日「こどもの日」は、
「端午の節句」とも言いますよねっ!

この端午の節句は、
邪気を祓う行事として、平安時代に中国から伝わりました。

ちまき(粽)は、その際 いっしょに日本に伝わったんです d^^


では、なぜ「ちまき」だったのか?

紀元前300年頃の中国に、屈原(くつげん)という詩人がいました。

政治家でもある彼は、
陰謀によって国から追われ、入水自殺してしまいました。

屈原の命日の5月5日には、
彼を供養するために、ちまきを川に投げ入れ弔いました。


そもそも、
端午の節句は、この話を元にして生まれたとされています。


なので、意味を返せば、
ちまきを食べた事から、端午の節句が生まれたのです!

その後、意味合いが変化して、
邪気を祓う意味で、ちまきを食べる様になっているんです。


こどもの日の食べ物「ちまき(粽)を食べる意味と由来」


現在、日本で「ちまき」と呼ばれているものは、
長い年月をかけて、だんだんと変化していったものです。

そのため、形状や中身も、地方によってさまざまですね。


元々は、「茅(ちがや)の葉」が使われていたことから、
「ちがやまき」と呼ばれていました。

それが、変化していくうちに短縮され、
現在では、「ちまき」と呼ばれる様になっているんです。


「柏餅」を食べる意味と由来

柏の木は、古来から神聖な木と考えられていました。

そのため、
神様へのお供え物を盛る器として、柏の葉が使われています。

こどもの日の食べ物こどもの日の食べ物「柏餅を食べる意味と由来」

柏餅を包む柏の葉は、
次の新芽が出るまで落ちないことから、
「子供が産まれるまで親は死なない」「跡継ぎが途絶えない」
と考えられるようになりました!

そのため、武家の社会では、
家督が絶えないことの象徴とされ、
非常に縁起の良いものと、考えられていたんです。

柏餅という食べ物自体』は、
 江戸時代に、日本の食文化が生み出して広まったとされています!


「子孫繁栄」の意味が込められた柏餅は、
端午の節句には、宮中行事としても食べられていました。



冒頭の、
関西では「ちまき」関東では「柏餅」を食べる風習は …


平安時代から伝わる、邪気祓いの食べ物「ちまき」が、
のちの 江戸時代に広まった、縁起の良い食べ物「柏餅」に、
江戸を中心として、塗り替えられていったということですね d^^

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