日焼け止めの効果と時間!SPFの目安と選び方はコレ!

日焼け止めを購入する際に、迷ってしまっていませんか?

「自分はどれを選べばいいのか?」
悩んでしまう人も、意外と少なくないと思います。

そもそも、「SPF」とか「PA」ってナニ?
そして、これらの値は何を意味しているのか …?

日焼け止めの効果と時間!SPFの目安と選び方はコレ!

日焼け止め化粧下地など、UVカット効果のあるスキンケア製品。

間違って使用してしまうと、
日焼けどころか、肌への負担が大きくなってしまうんです。d^^;


紫外線防止効果の高さを示す「SPF」や「PA」表記
これらの表示は、よく目にしますよねっ!

「これらの違いや意味を、アナタはしっかり認識できていますか?」


というワケで … なんとなくわかっているけど、
ちょっと、モヤモヤしている感じの「SPF」「PA」について、
2回に分けて 詳しく解説していきますので、これを機にスッキリしておきましょう♪

まず今回は、
日焼け止めの効果と時間 / SPFの目安と選び方について見ていきましょう♪


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日焼け止めの効果と時間

よくある勘違いに、
「陽射しの強さによって、日焼け止めを選んでいる」ということがあります。

「太陽が照りつける場所だから、SPF値が高い日焼け止めを!」
という考え方は、正確には間違っているんです d^^

「どんな環境でどれくらいの時間、太陽の光とともに過ごすのか?」


あくまで、
「太陽の光を浴びる時間」を目安に、考慮する必要があります。


日焼け止めの「SPF」とは

「SPF」とは、
サン・プロテクション・ファクター(Sun Protection Factor)の略で、
主に、UV-B(紫外線B波)の防止効果を表す目安の数値です。


UV-Bは、UV-Aに比べて波長が短く、
雲や窓ガラスに吸収されますが、屋外では皮膚の表面まで届きます。


紫外線は、波長が短いほど人体に対して有害性が強いので、
生活の中で、特に注意しなければならないのが、この「UV-B」です。


SPFの効果と時間

紫外線によって、日焼けが始まるまでの時間は、
肌の色や体質など、人によって個人差がありますが …

  • 色白の人で 約20分
  • 普通の人で 約25分
  • 色黒の人で 約30分

程度だと、一般的に言われています。

SPFの値は、この時間を遅らせる効果を表しています。


「何も付けていない素肌」と比べて、
日焼けが始まるまでの時間を、何倍に伸ばすことができるかという目安です。

つまり、
「SPF20なら、20倍時間を遅らせる効果がある」という意味です!


例えば、
「20分で日焼けが始まる人」の場合の、具体的な時間は、

  • 「SPF30」なら、20分×30=600分= 10時間
  • 「SPF20」なら、20分×20=400分= 6時間40分

の時間のあいだは、日焼けが抑制されるというワケです d^^

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日焼け止め(SPF)の選び方

日焼け止めを選ぶ場合は、
闇雲に「SPF値が高いもの」を選べばいいワケではなく、
目的や用途に合わせて、使い分けることが大切です。

SPF値が高ければ高いほど、肌への負担がかかるので、
日焼けを気にしすぎて、肌への負担を重くしてしまっては困りものです。^^;


目的や用途に合わせたSPF値の目安

では、何を目安に どう選んだらいいのか?

「紫外線防止用化粧品と紫外線防止効果」のグラフを参考に、
「SPF値の目安」を見てみましょう♪


目的や用途に合わせた日焼け止めの選び方「SPF値の目安」グラフ

注)光線過敏症など「疾病に伴う 紫外線に特に敏感な方」は、医師の指導に従ってください。

グラフ参照:「日本化粧品工業連合会」


抑制効果の高い「SPF50」以上は、
あくまでも、「炎天下の海辺で1日過ごす」様な場合に必要な、日焼け止めのSPF値です。

  • 日常生活での紫外線対策には「SPF10~20程度」
  • レジャー時「20~30程度」

を選ぶなど、上手に使い分けて、肌への負担を軽減させましょう♪

また、日やけ止めを選ぶ際は、
UV-Bの防止効果「SPF」に加え、UV-Aの防止機能も考慮することが大切です。

UV-A(紫外線A波)の防止効果の目安は「PA」で表されます。d^^


「PA」の効果で、紫外線A波(UV-A)を防止! » 


効果的な日焼け止めの使用と注意点

弱い肌荒れの人や、乾燥肌の人など、
「肌が弱いと、紫外線の影響を受けやすい」ので、
特に、紫外線対策をしっかりすることが大切です。

しかし、通常の「紫外線吸収剤を配合した日焼け止め」は、
SPFが高くなるほど 肌に負担がかかって、肌に影響を及ぼしてしまいます。

日焼け止めの効果と時間!「効果的な日焼け止めの使用と注意点」

多くの場合、SPF値が非常に高い製品は、
予防時間が長ければ長いほど、強い成分を使っています。


配合の具合にもよりますが、
肌の弱い人は、肌荒れにつながる場合があるので 注意が必要です。


低刺激の紫外線散乱剤を使用した、日焼け止めクリームや、
UVカットのメイクなどを使用して、
その他の「衣類」などでも、しっかり紫外線対策を行うように心がけましょう♪


日焼け止めを効果的に使う方法

『日焼け止めを効果的に使う』方法として、
「SPF数値が低いものをこまめに塗りなおす!」ことが、とても効果的だと言われています。

塗り方が薄かったり、塗り方にムラがある場合、
充分な効果を得られませんので、注意が必要です!

また、
日焼け止めは、時間が経つとともに効果が減少してきます。


「メイクの上から吹き付けるタイプ」の日焼け止めも、
最近では多く販売されているので、これらを使うのもオススメですよ♪

できれば、こまめな塗り直しがベスト! なんですが …
メイクまでやり直す事を考えたら、
それこそ、ストレスで肌荒れしちゃいそうですからねっ(笑)

日焼け止めの消費期限は、「開封してからおよそ1年」程度です。d^^

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