ニュースなどでよく耳にする「NPO」。
対して、
同じ様な意味合いで 使われることが多い「NGO」。
これら 2つの組織、
NPOとNGOは、何が違うのか?
「エヌピーオー」
「エヌジーオー」
う~ん…
この2つの違いの難易度よりも、
個人的に、得意とはいえない「社会」と「英語」。
それに、「省略」や「カタカナ」が重なって、
ますます難しく感じ、毛嫌いしているだけなのかもしれません…。
もし、管理人と同様に感じている人でも、
今回 バッチリ解消できますので、安心してください!
どうしてかって?
なぜなら、こんな管理人でも「クリア」できたからです♪ d^^;
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NPOとは
それでは、まず最初に、
「NPO」について、見ていきましょう!
NPO
NPOとは、「Non Profit Organization」の略で、
「民間非営利組織」のことです。
もともとは、
アメリカの法人制度や、税制度で使われてきた名称です。
そのため、広い解釈では、
営利を目的としない団体というだけの意味合いとなります。
ただ、狭い範囲に限って解釈した場合、
非営利組織の中でも、
特に、ボランティア団体や市民活動団体を意味します。
日本では、阪神・淡路大震災を契機として、
1998年に「特定非営利活動促進法(NPO法)」が制定されました。
そのため、
この法律の認証を受けた「特定非営利活動法人」を、
NPOとする場合が多いですね。
NPO団体
一般の市民が、身近な地域で社会的な活動をする
「比較的小さな各種の団体」のことです。
例えば …
・外出するのが難しい高齢者のために「弁当を届ける団体」
・学校に通えない子どもたちが学べるように「フリースクールを運営する団体」
・身近な山や川などの「自然保護活動をする団体」 など。
NGOとは
「NPOとは何か」わかりましたか?
まだ、この段階では、
「漠然と…」程度でも、全然大丈夫ですよ♪
では次に、「NGO」について見ていきましょう!
NGO
NGOとは、「Non Governmental Organization」の略で、
「非政府組織」のことをいいます。
国連設立時に、
民間のボランティア団体や、非営利団体が、
国連機能にとって重要であるという認識から、
「NGO」という総称が、使われるようになりました。
国連憲章によると、
「NGOとは、国連と連携を行う民間組織」と定義されています。
NGO団体
地球規模の問題の解決に取り組んでいる民間の団体のことで、
いろいろな国の人が一緒になって、
「多くの国にまたがって活動することが多い団体」です。
例えば …
・「国際アムネスティ」
・「国際赤十字」
・「国境なき医師団」 など。
NPOとNGOの違いと共通点「まとめ」
いかがですか?
「う~ん、なんとなく わかった様な…」
といった感じではないでしょうか?!
それでは、
「共通点」と「違い」について、一緒にお復習いしていきましょう♪
NPOとNGOの共通点
どちらも
「同じ活動団体の特徴」を指す名称であり、基本的に違いはないのです。
なぜなら、
市民が、ボランティアで社会課題にかかわる時、
以下の様な、「共通の原則」があるからです。
- 誰かに頼まれたり、強制されてやるのではなく、
自発的にとりくむ。
・政府のように、
法律があるからやるのではないということです。 - お金を儲けることを目的に活動しない。
・自分の利益を増やすために働くのではなく、
不特定多数の人が、幸せになれるように取り組むということです。
だから、自然然と非営利になります。 - 支援する対象は、
人種・宗教・国籍といった違いにこだわらない。
・自然と非政府な立場になります。
NPOとNGOの違い
「NPO」と「NGO」の最大の違いは…
- 「NPO」は、
利潤追求を目的としていない点を、強調しています。 - 「NGO」は、
政府などの公的団体ではない点を、強調しているというところです。
対して、
つまり、
- NPO ← 経営方針「市民によるボランティア活動」を強調!
- NGO ←「政府団体との違い」を強調!
という事になりますね♪
ほら、
簡単だったでしょ!?
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