「5Gと4Gの違いは!?」
→ 「4Gよりも遥かに速い!」
いやいや、それだけではありません。d^^
5Gの技術によって、とんでもない未来がやって来るんです。
「5G」と「4G」の違い!
通信スピードで比較すると、
『5Gの速度は、4Gの100倍!』だとも言われています。
- 「4G」;50M~1Gbps程度の高速通信
- 「5G」:10Gbpsクラスでの多数同時データ通信ネットワーク環境
「2時間の映画が、なんと たった3秒でダウンロードできる!」
これは、あくまで理論上での話かもしれませんが、
とにかく、それぐらい高速通信可能になる!ということですね♪
(※実質「4Gの10倍~20倍程度の速度」といったところでしょうか?)
「下り」のスピードももちろんなんですが…
4Gとは違い、5Gの場合は「上り」のスピードも高速になります。
となると、当然「双方向のデータのやり取り(送受信)」が、
非常にスムーズになり、遅延もほとんど発生しなくなる!というワケです。d^^
また、4G通信の現在、
多数での同時接続には、かなり弱いですよね?
例えば、
災害時など、多くの人が一斉に利用してしまうと、
「なかなか繋がらない!」といった場面も、過去に多くみられます。
しかし、
5Gのメリットは、こんな程度ではありません!
「5Gテクノロジーで世界が一変する!」とも言われているのです。
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『5G』とは!? わかりやすく解説!
冒頭の様に、「5Gと4Gの速度の違いは?」と言っている様では、
近い将来の世の中は、想像を遥かに越えてしまいますよっ w。
なぜなら、今までの通信技術の進歩とは、
明らかに異なった『数段進化したテクノロジー』だからです!
という訳で、「5Gとは何なのか?」について、
さらに詳しく、且つ わかりやすく解説していきますので、
その大まかな概要だけでも、今のうちに理解しておく必要があると思います。d^^
5G=第5世代移動通信システム
まずは、世代を追って お復習いしておきましょう♪
- 1G(1980年代): アナログ携帯電話
- 2G(1990年代): デジタル携帯電話とデータ通信
- 3G(2000年): 高速データ通信(i-mode・ezweb) ※国際標準 IMT-2000規格
- 4G(2012年): 大容量・高速化通信(スマートフォン) ※国際標準 IMT-Advanced規格
- 5G(2020年): 高速大容量通信・超低遅延・多数同時接続
意外と知られてないかもしれませんが…
4Gや5Gの「G」は、通信速度の単位などではなく、
ご覧の様に、通信技術の世代(Generation)を表す『G』なのです。d^^
ですので、
「5G」は『第5世代移動通信システム』ということになります。
5G通信のテクノロジー(技術)
この1分程度のYouTube動画をご覧ください♪
この動画は、東京・ニューヨーク・ロンドンの3都市に分かれたPerfume、
それぞれのメンバーのパフォーマンスを、最先端の通信テクノロジーで、
タイムラグ無く同期させた、新映像体験のテレビCM「FUTURE-EXPERIMENT(by docomo)」です。
「モバイルネットワークの第五世代技術」は…
これまで実現できていない、10Gbpsクラスの超高速無線通信を、
数万台クラスの多数の端末が密集している場所でも、安定的に通信させる!
という「第5世代移動通信システム」と呼ばれている新技術です。
このあたりから、ちょっと「?」ってなってませんか!?
簡単に説明すると…
- 1. 最高10Gbpsの「高速大容量通信」
- 2. 1ミリ秒程度の超信頼「超低遅延」
- 3. 1平方kmあたり100万台の「多数同時接続」
つまり、
「高速大容量通信」「超低遅延」「多数同時接続」が可能になります。d^^
- 5Gピーク速度 → 20Gbps
- ユーザー体感速度 → 100Mbps
- 無線区間遅延 → 1ms
- 接続数 → 100万台/km というスペックになっています。
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5Gで「何ができる?どう変わる?」
5Gでは、
Wi-Fi並みの低電力での超高速通信(10Gbps)が実現します。
また、4Gが「スマートフォンのための技術」だったとすると、
5Gは、「すべての端末とすべてのアプリケーションのための技術」とも言えます。
ですので、
スマホやPCだけでなく、あらゆるものがネットワークにつながり、
v多数同時接続で『IoT』が進化し、新しい社会の基盤となります。
様々なモノ(建物・車・電子機器・センサー機器・駆動装置など)が、
ネットワークを通じて サーバーやクラウドサービスに接続され、相互に情報交換をする仕組み。
5Gでは、接続するデバイスの増加に対して、
1つの基地局で接続可能な機器の数を、4Gの「100倍」にすることで対応します。
この様に、高速で大容量のデータを処理し、
様々な端末に同時接続できる5Gは、IoTやAIにとって必須となります!
では、
高速大容量通信・超低遅延・多数同時接続が実現する「5G」では、
いったい どんなことができて、何が変わるのでしょう?
5Gが普及した「近い将来」では、
- 自動車(自動運転カー・コネクティッドカー)
- 医療(遠隔医療)
- 買い物(商品購入・在庫管理)
- 動画・VR/AR
- ゲーム
などが変化する!と言われています。d^^
例えば、「自動車」!
これに関しては、比較的わかりやすいのではないでしょうか?
車間距離センサーや スピードセンサーなどによる「自動運転」の技術だけではなく、
センサーから収集された「膨大なデータを活用」することで、
安全運転支援・メンテナンスサービス・自動車保険の選定など、
『新しい情報サービス』を利用できる様になります。
自動車は、これまでの単なる移動手段ではなく、
情報通信機能を備えた「モビリティ・サービス」へと変貌しようとしているのです。
建設業界などでは、正確な遠隔操作で作業効率が向上し、
人手不足や労働環境の改善ができると期待され、働き方改革にもつながります。
災害復旧などの危険な作業も 5Gを使って遠隔操作で行う!ということも可能になります。
エンターテインメントの分野では、
- 「コンサートやテーマパークで、VRなどによる臨場感あふれる没入体験!」
- 「スポーツ観戦で、別の角度から選手を見る! リプレイを確認する!」
といった様に、今までとは違った視点での体験をすることができます。
また、家庭内においては、
エアコンや照明、テレビ・冷蔵庫などがインターネットにつながって、
モノ同士が通信し、離れた場所から制御や操作などができる様になります。
さらには、電力供給のバランスを調整できるスマートグリッドや、
電気自動車・太陽光発電などを組み合わせた「スマートシティ」が実現します。
IoTによって、都市の電力利用を最適化し、
環境にやさしく、持続的な発展を目的とする「新しい都市」のことで、
日本では、経済産業省や大手企業を中心にプロジェクトが進んでいます。
これらの様に、5G(第5世代移動通信システム)には、実用的な無限の可能性があり、
技術の開発次第では、さらに予想以上の広がりをみせることが安易に想像できます。
日本での『5G元年』と呼ばれる2020年、
「IoT」や「AI」を駆使した、新しい社会の基盤となることは間違いありません。d^^
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