近年は、
ニュースなどで「GDP」と言いますが …
以前は、
「GNP(国民総生産)」と習っていたハズです。
GNPで習った人は、「?」と思い、
おそらく、過去に一度は 調べてみた事があるんではないでしょうか?
おそらくですが …
何気に気になって、調べてみたほとんどの人が、
「GDPは、国内総生産のことね!」
と納得して、頭に入っていないんですよねっ♪
結局、なんだったかまた調べて、
「あ~、GDPは国内総生産、GNPは国民総生産ねっ!」
ってなって、また忘れてしまいます! ^^;
どうです? 図星でしょ!?
だって、その代表が管理人ですから(笑)
この2つは、どちらも「国の経済力」を示す数値なんですが、
その違いは何なのか?
『GDPとは?GNPとは?違いは?』
今回は、バッチリ頭に叩き込んでおきましょう!
大丈夫!
調べるのは、今回で最後になりますから♪
なぜなら、自信なかった管理人でさえ、
バッチリ理解して、解説できるのですから… ^^;
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GNPとは
まずは、
我々 おっさん世代には、馴染み深い(?)「GNP」からお復習い。
Gross National Productの略で、「国民総生産」と呼ばれます。
商品やサービスなどの、付加価値(儲け)の総額のことです。
かつて、GNP世界第2位だった日本は、
「世界第2位の経済大国」と、いわれるようになりました。
ところが、
いつのまにかこの「GNP」は、
とって代わられるようになったんです。
何に代わったのか?
そうです!
そこで登場したのが、今回の主役「GDP」なのです。
GDPとは
Gross Domestic Productの略で、「国内総生産」と呼ばます。
つまり、実際にお金のやり取りが行われ、
国内で生み出された「すべての付加価値の合計」を指します。
国内経済の実態を表すGDP
1980年代頃までは、
国の経済の規模・成長を測る物差しとして、「GNP」がよく使われてました。
もう一度いいますが … GNPは「国民」総生産です!
国内だけでなく、
「海外」での、日本企業の生産額も含んでしまっています。
逆にいえば、
「日本国内」で事業展開する、海外企業の所得を含んでません。
しかし、グローバルな活動が進展し、
「国民」に限定する意味が、薄れてきました。
本当の意味での、「国内経済」の実態を表すには、
「国内」総生産のほうが、より有効です!
そんな訳で、現在では、
「国内の景気をより正確に反映する指標」として、
GDPが重視されているんです。
GDPとGNPの違い
過去に調べた事がある人でしたら、
このあたりまでは、わかってますよね♪
でも、これを読んでいるという事は …
おそらく、
「これだけで納得した感じ!になっていた d^^」
もしくは、
「ここあたりから、頭がクラッシュしはじめた!」
ってとこではないでしょうか!?
なぜなら、その代表が管理人ですから~(←「くどい」って!?)
では、
もうすこし、GDPとGNPの違いがわかりやすい様に、
具体的な例でみてみましょう♪
え~っと、何にしましょうか …?
何でもいいのですが …(悩)
日本国内で生産された「家具」があります。
この家具を10万円で販売したら、GDPに10万円カウントされます!
もちろん、GNPも10万円です!
でも、
輸入の材料で作られていて、材料代が4万円だった場合、
GDPにカウントされるのは、6万円になります!
輸入の材料が、海外の日本企業が作ったものなら、
GNPの場合、10万円になります。
もし、この家具が国内生産じゃなくて、
「日本の企業が、海外生産していた家具」だった場合、
GNPでは、10万円としてカウントされますが、
GDPだと、0円(カウントされない)となります!
「コレ、結構わかりやすくないですか?」
(なんとか、上手く例えられて ひと安心♪ と自己満足 …w)
あっ!
モノだけではなくて、サービスなんかも同様で、
お金のやり取りが行われるので、計算にはいりますよ!
GDPとGNPの違い まとめ
では、最後にお復習い d^^
あくまで「国内のみ」での消費とするのが「GDP」。
【国内日本企業】【国内海外企業】
それとは逆に、
【国内日本企業】【海外日本企業】
つまり …
GDPと GNPは、
Domestic(国内)か、National(国民)かの違い!
日本人や外国人(またはその企業)が、
商品や不動産などを、『国内』で買った1年間の総額。
『日本人(またはその企業)』が、
商品や不動産などを、国内・国外問わずに買った1年間の総額。
ほらねっ! バッチリでしょ!?
これで、頭に入ったハズですので、
もう今後、調べなおす事はなくなりますよねっ d^^;
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