3月3日は 桃の節句!
雛人形を飾ってお祝いする「ひな祭り」♪
5月5日は 端午の節句!
鎧・兜を飾ってお祝いする「鎧かぶと祭り」d^^;
んっ??
なんで「こどもの日」なの?
逆に、
こどもの日に、どうして「兜」を飾るの!?
こどもの日と聞いて、
「鯉のぼり」をイメージする人は、少なくないと思います。
ところが、端午の節句と聞いたら、
「兜」や「五月人形」をイメージしますよね?
断片的になっているイメージと知識 …
こどもの日・端午の節句・兜飾り!
今回は、
これらの意味を 由来から理解して、
長年ず~っとあったモヤモヤを、スッキリしちゃいましょう♪
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こどもの日 と 端午の節句
「こどもの日に兜を飾る意味」を知るには、
まずは、端午の節句を説明しなければなりません。
なぜなら、
こどもの日 → 5月5日 → 端午の節句 → 兜
という流れだと、説明もしやすく、スンナリと理解できるからです!
プロレスで言うと …
ボディスラム → コーナー最上段 → ムーンサルトプレス → 体固め
という流れの様に、気持ちよく 3カウントが決まります d^^;
どうです? わからない人には意味不明でしょうね … w
おっと、何の話でしたっけ?
そうそう、プロレスの … じゃなくって、
まずは、こどもの日からですね♪
「こどもの日」は、
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに 母に感謝する」として、
昭和23年に、5月5日が 国民の祝日として 制定されました。
5月5日といえば、
もうひとつ … そう!「端午の節句」ですね♪
(ほらっ、気持ちよ~く繋がってるでしょ w)
端午の節句とは
端午の節句は、こどもの日よりも遥か以前の、
江戸時代に定められた「五つの節供」のひとつです。
ちなみに、「五つの節供」とは、
- 1/7 「七草(人日)の節句」
- 3/3 「桃(上巳)の節句」
- 5/5 「端午の節句」
- 7/7 「七夕の節句」
- 9/9 「重陽の節供」 ですね!
「節句」とは、季節の節目に邪気を払う行事です。
では、「端午」の意味は!?
端午の意味
端午の「端」は、物の端(つまり「始り」)という意味です。
元々「端午」は、月の始めの午の日のことで、
この午の月の、最初の午の日を節句としてお祝いしていました。
のちに、
「午」は「五」に通じることから、5日となり、
「5が重なるこの月の5日(5月5日)を『端午の節句』と呼ぶようになった」
と言われています。
同様に、奇数の月と日が重なる、
- 3月3日
- 7月7日
- 9月9日も、節句になっていますねっ d^^
端午の節句に「兜」を飾る意味と由来
では、いよいよ最後の仕上げ、
ムーンサルトプレス → 体固め … じゃなくって、(もういいって Σ(-_-; )
端午の節句 → 兜(かぶと)ですねっ!
端午の節句に、「鎧・兜」や「五月人形」を飾るのは、
武家社会の風習に由来しているからなんです。
そう、
端午の節句が定められたのは、江戸時代でしたから、
それよりも、前の時代からの流れです。
端午の節句に兜を飾る「由来」
由来の歴史は、かなり古く、
武家行事の一環として、奈良時代から行われています。
当時は、仕来り(しきたり)として、
身の安全を祈願して、鎧や兜を神社に奉納していました。
鎧や兜は、武将にとって、
「戦いの中で自分の身を守る」という、とても大切な役割があったからなんです。
また、命を守る象徴と考えられ、
「災いが外から入るのを防ぐために、武具類を外に飾った」という説もあります。
庶民達が家の前に棚を作り、鎧・兜や槍、幟などを飾った事がはじまりで、
この風習が、江戸時代に定着したとされています。
身分の高低を問わず、外見を真似て飾っていたんです。
これは、鎧・兜を武具としてではなく、
「精神的な象徴としていた」ということを意味しています。
端午の節句に兜を飾る「意味」
現代では、
厄除けや、守り神という意味で、
「事故や病気、災害などから守ってくれますように」、
また、
「強い男の子に育つように」と、願いを込めて飾られるようになりました。
当時は、神様が降りてくる目印になるようにと、
兜の頂の部分に、勇ましい人形の細工物を乗せていました。
その後、兜から人形が独立して、飾られるようになったのが、
「五月人形」の始まりと言われています。
「内飾り」と「外飾り」に大きく分けられるのは、そのためなんです。
- 内飾りは、上述したとおり、
「鎧・兜」などを飾って、子供の無事や安全・成長を願います。 - 対して、外飾りは、
「鯉のぼり」が代表的で、子供の立身出世を願っているんです。
「鯉のぼりをあげる事は、ちょっとできないけれど、
鎧・兜や五月人形だったら、室内になんとか飾ることができる…。」
そんな家庭も、多いのではないでしょうか?
もしくは、ベランダに 気持ち程度の鯉のぼり ^^;
となれば、
「屋根より低い鯉の~ぼ~り~♫」と、歌だって必然的に変わってきますよねっ(笑)
どうです!?
こどもの日 → 5月5日 → 端午の節句 → 兜 と、
流れる様に 全体がスッキリ理解できて、気持ちよ~く 3カウントが決まったでしょ d^^;
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