ハロウィンといえば、かぼちゃ!
かぼちゃといえば、顔が彫られたかぼちゃのランタン!
でも、
この「かぼちゃのランタン」の名前って、知ってますか?
えっ、知ってるって?!
じゃあ、
名前の意味や由来も知ってますか?
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管理人の姪っ子が、まだ小さかった頃、
「かぼちゃのランタン」のことを、
「バケバケかぼちゃ!」って呼んでいました!
これって、確か名前があったよなぁ~
なんて名前だったっけ … と、
名前の意味や由来などを調べて、
昔話風に話して、姪っ子に説明したことがありました。
かぼちゃのランタンの名前は?
ハロウィンでお馴染み、かぼちゃのランタン!
日本では、「お化けかぼちゃ」とか、
「かぼちゃ提灯」などと、呼ばれたりもしますが、
ちゃんとした名前があります。
「ジャック・オゥ・ランタン」もしくは「ジャック・ランタン」って呼びます♪
名前の意味と由来は?
ジャック・オゥ・ランタン!
言われてみれば、
その名前、いちどは聞いたことがありますよね?
でも、
その名前の意味や、由来までは聞いてない …
もしくは、覚えてないのでは?
名前の意味
Jack-o’-Lantern(ジャック・オゥ・ランタン)は、
日本語に直訳すると「ジャックの灯り」となりますね。
この灯り(ランタン)は、日本でいうところの、
提灯(ちょうちん)のような存在です。
ですので、
「提灯を持った男!ジャック」って感じですね♪
イギリスでは、
「ウィル・オゥ・ウィスプ」と呼ばれているらしいですが、
どちらも、鬼火や火の玉などの「怪奇現象の伝承上の名前」です。
名前の由来
じゃあ、「ジャック」って名前には、
さぞかし、深い意味や由来があるんだろう … って思いません?
「そうなんです! 実はジャックには~」
とはならないんです。残念ながら … (-_-;)
日本の名前でいうところの、
「太郎」とか「一郎」といったような、
「一般的に不特定な男を表す名前」だったから、ジャックなんです。
アイルランドやスコットランドなどで、言い伝えられた話なので、
「昔々 あるところに、太郎という男が~」
って感じなんでしょうね! たぶん。
言い伝え話なので、地域や時代で少しずつ違いがありますが、
イギリスの「ウィル・オゥ・ウィスプ」も、
元を辿れば、アイルランド周辺の同じ昔話が起源のようです。
では、その「太郎」の~
じゃなくって、「ジャック」のお話を …
いつも巧みな話で、人を騙してばかりいたジャックは、
ついに悪魔まで騙して、
「死んでも地獄に堕ちる事はない」という契約をしました。
そして、ジャックが死んでしまった時に、
生前の行いの悪さから、当然 天国には行けませんでした。
しかし、
契約をしていたため、地獄にも行けません。
天国にも地獄にも行けないジャックは、
道端に落ちていた燃える石炭を、くりぬいたカブに入れて、
ランタンがわりに道を照らしながら、
この世とあの世を、永遠にさまよい続けてウロウロしています。
「この世には肉体がなく、あの世にも行けない霊」となっているんです。
おそらく、
イギリスの「ウィル(ウィリアム)」は、
ウィスプと韻を踏ませるためで、そのほうが 語呂もいいですよね♪
なぜ ハロウィンに「かぼちゃ」なの?
「ジャックのお話」を聞いて、
「?」って思ったあなたは スルドイ!
そうなんです。
ジャックが持っているのは、
「かぼちゃ」じゃなくて、「カブ」なんです! d^^)
では、
なぜ、「カブ」が「かぼちゃ」に変わってしまったのか?!
そして、
なぜ、ハロウィンにかぼちゃなのか?!
「ジャック・オゥ・ランタン」は、
「鬼火」でもあり、「鬼火の姿をした妖怪」でもあります。
そのアイルランドでの呼び名が、
「ハロウィンの行事と一緒に、アメリカに渡った」ためか、
「ハロウィンの小道具」の名前として、定着してしまいました。
後に、新大陸に渡ったアイルランド移民たちが、
カブの代用品として、手に入り易かったかぼちゃを使ったことから、
材料まで、かぼちゃに変わってしまった様です。
今では、
「かぼちゃが ジャック・オゥ・ランタンの代名詞」となっています。
ハロウィンの夜は、この世とあの世の境がなくなり、
その時だけ、時間が止まってしまいます。
この時を狙って、
多くのお化けたちが、人間に取り付こうとやって来るんです。
現代では、
「顔が彫られたかぼちゃ」を、玄関に飾ることで。
悪魔や悪霊が、近寄らないようにしているんですが、
かぼちゃに顔が彫られているのも、悪魔を驚かせるためなんです。
よく見る「頭がかぼちゃのキャラクター」は、
元々の、ジャックの話とは無関係で、
「オズの魔法使いに登場する、ジャック・パンプキンヘッドの影響」
というのが、諸説あるなかの代表とされています。
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