最近話題の動画配信サービス、
Amazonプライムビデオは、画質がイマイチ …。
はたして、それは本当なのでしょうか?
「Blu-rayは、DVDより高画質!」だということは、
当然、誰も周知のことと思います。
では、「地デジ放送と比べると?」
「動画配信サービスの画質と比較すると!?」…。
これらについて、明確に答えられるという人は、
かなりの少数派になってしまうのではないでしょうか?
ここ数年で、めっきり普及した動画配信サービス。
なかでも、ネットなどで、
「Amazonプライムビデオは画質が悪い」といった評判を、
目にすることがありますが、実際のところ どうなんでしょう!? d^^
『Amazonプライムビデオの画質』について詳しく調査し、
他のメディア「DVD」「Blu-ray」「地デジ」などの画質とも比較してみました!
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映像の「画質」と「解像度」
映像の「綺麗さ」や「美しさ」は、
そもそも、どうやって比べればいいのでしょう?
画質の優劣を決める要素として、
『解像度(横と縦の画素数)』が使われます。
DVDの解像度は「720×480」、Blu-rayは「1920×1080」です。
ちなみに …
現在の地デジ、地上デジタル放送は「1440×1080」、
BSデジタル放送は「1920×1080」の画素数となっています。
ですので、
DVDは 地デジより画質が悪く、Blu-rayは 地デジより高画質です。
つまり、
『DVD → 地デジ → Blu-ray = BSデジタル』
という順番で、画質が良いということになります。
Amazonプライムビデオの画質
動画配信サービスなどでは、
「SD」や「HD」といった表示で、画質表現されていますね。
そもそも、これらは、
- SD(Standard definition television)= 標準解像度テレビ
- HD(High definition video)= 高精細度ビデオ(ハイビジョン)
- UHD(Ultra High definition)= 超高精細
を意味しています。
そして、これらの解像度(画素数)は、
- SD画質 → 480p = 画素数:720×480
- HD画質 → 720p = 画素数:1280×720
- フルHD → 1080p = 画素数:1920×1080
- 4K(UHD) → 2160p = 画素数:4096×2160 or 3840×2160
となっています。
Amazonプライムビデオは高画質!
では、Amazonプライムビデオの場合、
どの程度の「画質」で配信されているのでしょう?
Amazonビデオの画質は、以下の様になっています。
- SD(標準画質)
SD画質では、DVDと同程度の解像度があり、
音声は、CDの音質と同程度のMPEGでの再生となります。 - HD(高画質)
HDでは、Bru-rayディスクと同程度の、
1080pまでの解像度で、HD対応デバイスで視聴可能です。
※動画をHD画質で視聴できるかどうかは、使用デバイスによって異なります。
また、UHD(超高画質)のビデオもありますが、
UHDは、対応テレビでしか観ることができません。
(UHDの画素数は「2160p」で、HDの4倍の超高画質映像です。)
ですので、PCや タブレット端末などでは、
SDの標準画質、もしくは HDの高画質で視聴することになります。
Amazonプライムビデオの「HD」画質は、Bru-rayと同程度(1080p)なので、
実際には、「フルHD」並の高画質ということになります。
有料動画配信サービス「Hulu」の場合、HD(高画質)で720pなので、
同じHD画質でも、Amazonプライムビデオのほうが「良い画質」なんです。d^^
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Amazonプライムビデオの画質選択
Amazonプライムビデオの画質は、
基本的に、視聴する端末によって自動で選択され、
閲覧する端末の「最高画質」が選択されます。
最近の端末では、ほとんどの場合「HD対応」していると思うので、
『HD画質』で視聴することが可能です。
<スマホでの閲覧も高画質!「HD」で視聴可能!>
ただし、通信の環境などにより、
転送速度が遅くなった場合などは、自動でSD画質になる様です。
また、
画質の選択(「HD」もしくは「SD」)は、再生画面で選択することも可能です。
たとえ、
標準画質「SD」での閲覧だとしても、DVD程度の画質、
Huluの場合のHD(高画質)で、視聴していることになるので、
実は、取り立てて「画質が悪い!」というほどでもありません。
高画質(HD対応)の動画配信数は?
ちなみに、
現在(2017年1月)のプライムビデオ数「21,842本」のうち、
高画質(HD)は「7,403本」、標準画質(SD)は「14,439本」となっているので、
約1/3の動画は、高画質で配信されていることになります。
「なんだ、まだ1/3程度なのか!」
と思ったあなた … よ~く考えてみてください!
例えば、DVDレンタルに行っても、
「BD(ブルーレイ)が 全体の1/3を占めている」
ということは、まずありませんよね d^^
最近では、
DVDレンタルの料金も、かなり安くなってきているんですが …
それでも、わざわざ足を運び、
お金を払って、レンタルしていたことが「?」と感じてしまいますよね(笑)。
コメント
ブラウザで見ると「標準画質」「高画質」「最高画質(1時間で1.17GBのデータを使用)」のような文字表示になっています。
「SD」や「HD」の表示はありません。
これでは、1280x720pxの画面に720pピクセル等倍動画を選ぶことができません。
解像度や画素数の数字表示はありません。
実際に「最高画質」で再生させると、360p、500Kbpsくらいに見えました。
Amazonの表示はうそだと思います。虚偽。サイトUIが正しくない状態。
ピクセルが見えるし、圧縮されたブロックノイズも大きかったです。
CPU使用量も低かったです。
安かろう悪かろうがAmazonの姿勢なので、表題にある「Amazonプライムビデオの画質」は「悪い」が答えだと思います。
Amazonの中のdアニメストアを再生しても同じでした。