「沖縄に台風が上陸した事がない」って!?
いや いや いや いや~っ
そんなワケないやーん!
実はこれ、ホントなんです。
毎年、台風の時期になると、
「台風上陸!各地で被害発生!」って、
ニュースなどで、よく耳にしますよね!
過去の記録では、
なんと、
沖縄に台風が上陸した事がないんです!
正確には、「沖縄に台風は上陸しない!」のです。
「でも、『台風○○号 沖縄本島で猛威!』って、
たしか聞いたことがあると思ったんですが…」
はい。
実は、それも間違いではないんです。
いったい、どういうことなのか!?
そのあたりをクリアにして、スッキリしておきましょう♪
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台風上陸とは
勘のいい人なら、もう既に気づいていますよね!?
そうなんです。
「台風が上陸する」というワードが「鍵」になってるんです。
余談ですが、
「ワードが鍵(キー)になってる」から、
「キーワード」なんですね♪ 当然ながら、いまさらなっとく! ^^
台風上陸の定義
そもそも「台風上陸」の定義はどうなってるのか?!
気象庁が、天気予報等で用いる予報用語によると…
台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸に達した場合。
となっています。
んなことは わかっとるワイ!
と、ツッコミが聞こえてきそうですが、
スルーして、次にいきます。
台風通過・台風接近との違い
「んなことは わかっとるワイ!」と、ツッコんだあなた!
では、
「台風上陸」と「台風通過」の明確な違いを説明してください。
「台風接近」との違いも、説明お願いします。
「・・・・。」
そうですよねっ。
わかってはいるんです。
なんとなくわかってるんですが、「違いを明確に」と言われると… ^^;
なので、
この際、違いを明確にしておきましょう♪
「台風通過」「台風接近」の定義は、以下のとおりです。
台風の中心が、小さい島や小さい半島を横切って、短時間で再び海上に出る場合。
【台風接近】とは、
a)「ある地点への台風の接近」:
台風の中心が、その地点を中心とする半径300km以内の域内に入ること。
b)「ある広がりをもった地域(地方予報区など)への台風の接近」:
台風が、その地域の地理的な境界線(海岸線、県境など)から、半径300km以内の域内に入ること。
そう、たったこれだけの事なんです。
これで、ツッコミ解禁です!
次回からは自信を持って、
「んなこと わかっとるワイ!」とツッコんでやりましょう!
沖縄には台風が上陸しない!
冒頭の「沖縄に台風が上陸した事がない!」の件ですが…
もう、おわかりですよね?!
上述の、台風通過の定義では、
となっていました。
そして、台風上陸の定義では、
となってます。
台風の中心とか、○○km以内とかいう事じゃなくって、
そもそも沖縄は、上陸の定義場所には含まれてないんです。
ですので、
仮に、台風の中心が沖縄を通ったとしても、
「台風接近 → 台風通過」となるのです。
台風が上陸しないというのは、
単なる「言葉のあや」だったんです。
過去 日本に上陸した台風
「言葉のあや」ついでに、
過去の「日本に上陸した台風」を、気象庁で調べてみると、
ちょっと、意外なことに気づいて驚いたんです!
再び、ここで問題です。
正解は、
しかも、多い年でも たったの「3」。
ここでツッコむ人は、いませんか?
管理人は、ツッコみましたよ!
マジかっ!って。Σ(@_@)
ちなみに、2008年は台風上陸数「0」。
断トツで多かったのは、2004年の「10」。
その2004年以外、
ここ10年では、台風上陸数「3」が最高となってますね。
まぁ、あくまでも表現・記録上での数ですので …
上陸数にカウントされなくても、
「被害や影響の大きい台風」は数知れませんよね!
実際のところ、
2008年の台風上陸数は「0」ですが、接近数は「9」もあり、
その近年に比べて、それほど少ない数ではありませんね。
「屁理屈」論議での、台風上陸はともかくとして …
通過するだけでも、甚大な被害をもたらすことがありますので、
台風には、十分注意が必要ですね!
接近する台風に、ツッコんでる場合ではないですよ! w
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