電波時計が時間を受信できない!感度を上げる方向や受信場所とは!?

えっ?
電波時計の時間が受信できないって!?


それはもう、
電波時計じゃなくて、単なる電池時計ですねっ Σ^^;

電波時計が時間を受信できない!感度を上げる方向や受信場所とは!?

電波時計といえども、電池や光発電で動いているワケで、
決して、電波で時計が動いているワケではありません。

なので、
当然、電波を受信できないからといって、
「時計が止まってしまう」という事はありません。d^^

でも、
電波受信による 正確な時間が刻めないのなら、
せっかく、電波時計を買った意味がありませんよねっ!


電波時計が受信できない!
もしくは、受信しにくい場合の対処法を紹介します。


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電波時計の受信と正確な時刻

電波時計が受信する標準電波(長波標準時刻電波)」は、
保守作業や、落雷・積雪対策等での中断を除いて、
ほぼ、24時間続けて送信されています。


しかし、電波時計は、
その電波を、1日中受信し続けているワケではありません!


標準電波の受信の頻度は、各々の電波時計によって様々ですが、
1日に 1回~数回、決められた時刻に、自動的に受信しています。


前回の受信から、次回の受信までの間の「時刻の精度」は、
当然、「その時計の精度」に依存することになります。

つまり …

  • 時計の精度が高くなくても、
    毎回もれなく受信できる環境であれば、時刻のズレは生じない!

  • 電波が受信しにくい(毎回受信できない)場合でも、
    時計の精度が高ければ、たいして時刻のズレは生じない!



ということは、最悪なのは、
「時計の精度がさほど高くなく、
電波を受信できない! もしくは、受信しにくい!」
という場合! d^^;

当然、正確な時刻を刻めませんので、
電波時計どころか、時計の役割さえ果たしていません w


電波時計が時間を受信できない!

せっかくの電波時計なのに、
肝心な電波「受信できない!」「受信しない!」事があります。

また、
「受信しにくい!」って事も、よくありますよねっ!?

電波時計自体の故障でない限り、
環境(場所や方向など)が原因の場合がほとんどです。d^^


電波時計の「受信できない環境」と「受信しやすい環境」

では、
受信できない、もしくは 受信しにくいのは、どんな環境なのか?

電波時計の「受信できない環境」と「受信しやすい環境」

それぞれ、具体的に見てみましょう♪


電波を受信できない(受信しにくい)環境

まずは、
「電波を受信できない(受信しにくい)環境」から!

【受信できない(受信しにくい)環境】

  • 家庭電化製品・OA機器(テレビ・スピーカー・FAX・パソコンなど)の近く
  • 工事現場・空港の近く・交通量の多い場所など
  • 乗り物の中 (自動車・電車・飛行機など)
  • マンションやビルなどの、鉄筋・鉄骨の建物の中、および その周辺
    (※但し、窓際に置くと受信しやすくなります!)
  • 高圧線・架線の近く
  • 金属板の上・山の裏側など


どうです?
この様な受信しにくい場所に、電波時計を置いてないですか?


電波を受信しやすい環境

では続いて、
「電波を受信しやすい環境」は …

【受信しやすい環境】

  • 夜中から早朝にかけての時間帯
  • 木造家屋
  • 窓際
  • 電波送信所の方向に、時計のアンテナを向ける
    (※製品によって異なるので、
    取扱説明書等で、アンテナの搭載位置をご確認ください。)
  • 周りに高い建物の無い、見晴らしの良い場所
  • 晴れの日



たとえ、場所が同じ場合でも、
雷雨などの悪天候や、時間・季節などによっても、
電波の状態が一定ではないので、受信できない場合もあります。d^^

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電波時計が受信できない「さいごに」

電波時計が、電波を受信できない場合、
上述の「受信できない環境」を避け、
少しでも「受信しやすい環境」に、場所を移動してみましょう♪

まぁ、これは当然のことですねっ w


それでも受信しにくい時は、
方向を変えてみると、効果がある場合もあります d^^;


電波時計は、電波を受信するものなので、
受信の際は、できるだけ電波を受けやすい窓際などに置き、
電波ノイズを発生させるものの近くは、避けるようにします。


また、
「方向を変える」といっても、手当たり次第ではいけませんよっ!


では最後に、「受信しやすい方向」について見てみましょう♪


電波を受信しやすい方向

電波時計がキャッチする「長波標準時刻電波」は、
受信しやすい方向があります。

とはいっても、
南西とか、北北西の方向といった、方角では説明できません!


なぜなら、テレビやラジオなどと同様に、
長波標準時刻電波を、発信している場所があり、
電波時計の場所によって、発信場所の方向が異なるからです。



では、その発信場所とは?

日本には、2ヵ所の「標準電波送信所」があり、
受信条件が良い環境では、
1,000km先でも、時刻情報が受信可能となっているんです!

  • おおたかどや山 標準電波送信所(40kHz)

  • はがね山 標準電波送信所(60kHz)


電波時計が電波を受信しやすい方向「標準電波送信所」

  • 「おおたかどや山標準電波送信所」は、
    福島県田村市と 福島県双葉郡川内村の境の、大鷹鳥谷山の山頂付近

  • 「はがね山標準電波送信所」は、
    佐賀県佐賀市と 福岡県糸島市の境の、羽金山の山頂付近



ということは、
あなたが居る場所から、福島県 または 佐賀県の方向が、
「電波を受信しやすい方角」という事になります!



腕時計の場合 …

受信アンテナは、「文字盤上部」にある場合が多い様です。

アンテナの位置がわからない腕時計の場合、
受信しやすい方向に、文字盤の12時方向を向けてみましょう d^^

※正確な方向の左右10°(つまり20°の範囲)が、最も電波を受信しやすい!


また、
腕にはめたままでは、受信しにくい場合があるので、
時計を腕から外して、
「受信しやすい環境」で、動かさないで受信してみてみましょう♪

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