羽毛布団は、何を基準に選んだらいいの!?
おすすめのメーカーって?
以前は、高級なイメージがあった羽毛布団ですが、
現在では 価格が手頃なものもあり、購入できる場所もさまざまです。
羽毛布団を購入する場合、その種類の多さや価格など、
分からないことが多くて、頭を悩ませてしまいませんか?
羽毛布団に関して、多くの人が陥っている大きな過ちは、
『布団の厚み=布団の値打ち』という錯覚です。
羽毛布団の中味は、基本的に見ることができません!
「羽毛のサンプルが展示されている」という場合もありますが、
実際にその羽毛が使用されているかどうかは、定かではありません。
結局のところ、業者や販売者の言うことを信用するしかないのです!
だからこそ、購入する際には、
「品質の良い羽毛布団」「価格に見合った羽毛布団」を見極めることが重要になります。
羽毛布団選びで後悔しないための、
羽毛布団のおすすめメーカーと、選び方のポイントを紹介します♪
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羽毛布団の選び方
羽毛布団を購入する際の「選び方」は、
- メーカーで選ぶ!
- 品質表示で選ぶ!
- 価格で選ぶ!
- 暖かさで選ぶ!
- 着心地で選ぶ!
など、その人によって、それぞれ異なるのではないでしょうか?
また、用途や目的によっても、様々ではないかと思います。
いずれにしても、
何らかの基準や、指標が必要となりますよね d^^
今回は、
羽毛布団のおすすめ「メーカー」と、羽毛の「品質」について、
詳しく説明しますので、選ぶ際の目安として 参考にしてみてください♪
羽毛布団の「品質表示」と「メーカー」
厳しい品質管理と、検査に合格したことを証明するマークに、
日本羽毛製品協同組合の発行する「ゴールドラベル」があります。
たとえ、羽毛布団に詳しくなくても、
『品質表示』で選ぶ指標として、非常に分かりやすいですよね♪
ということは、
「これらのラベルが付いているふとんを選べば安心!」
と思いがちなんですが …
実は、一概にそう言い切ることができないのが現実なんです。d^^;
70%が偽表示という、以前からの疑念は消えていません。
第三者機関の「日羽協」のラベルですら、
メーカーの自主性にゆだねられ、目を疑う表示の羽毛布団もあるそうです。
ですので、
『メーカー』を選ぶ!ということは、
言い換えれば、「表示の信頼性」ということにも繋がるのです。
本当に表示通りの品質であるのか? を知っているのは、
その羽毛布団メーカーだけなのですから … d^^;
羽毛布団のおすすめメーカー
上述の理由から、メーカー名の確認は、
羽毛布団選びにおいて、重要なポイントのひとつです。
ではいったい、
どのメーカーにすれば良いのでしょう!?
寝具業界に詳しい方の話では、
信頼しておすすめできるメーカーは「ごく僅かしかない」そうなのです。
結論から言ってしまうと …
- 西川リビング(大阪西川)
- 西川産業(東京西川)
- ロマンス小杉(ロマンスナイト)
- 山甚物産(キングアイダー) です。
アフターフォローの信頼性の高い、この4社から選べば問題なく、
比較的購入しやすくて、価格に見合った品質が期待できるということです。
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羽毛布団を選ぶ時のポイント
例えば、メーカーが決まった(決まっていた)としても、
同一メーカー、または ブランドによって、
さらに、購入する羽毛布団の選択肢がある場合も少なくありません。
羽毛布団の価格は、
主に、以下の要素によって決定されています。
ですので、次の3つをチェックすることが、
「羽毛布団を選ぶ時のポイント」となります。
- 羽毛の品質
羽毛の種類や、ダウン率(ダウンとフェザーの配合比率)の他にも、
産地や飼育方法、採取方法などによって、品質が異なります。
品質に見合った、適正な価格の羽毛布団を選ぶことが大切です。 - 仕立て
羽毛布団の内部構造の主流は、
立体キルト (1層式)・2層式立体キルト・デュエットタイプ (2枚合わせ) です。
暖かさを重視するのなら2層式、軽さを重視するなら1層式がおすすめです。 - 側生地
側生地は綿・絹・化繊や、これらの混紡・交織等があり、
使われる季節や、用途・予算・好みによって選ぶようにしましょう。
このなかでも、まさに「羽毛布団の本質!」と言える、
羽毛の品質について、もう少し詳しく見ていきましょう♪
「羽毛の品質」を決めるのには、次のポイントがあります。
- 羽毛の種類
使用される羽毛には、グース(ガチョウ)とダック(あひる)があります。
ダックよりも保温性が高い、グースダウンの方が良質とされていて、
なかでも、育成期間が長い成熟した、マザーグースの羽毛は上質です。 - 羽毛の産地
一般的に、ヨーロッパ産の方が、中国産の羽毛より高品質とされており、
ポーランド・ハンガリー・ロシア・カナダなどが代表的です。 - 羽毛の採取方法
機械で作業する方法と、人の手で採取する(ハンドピック)方法があり、
ハンドピックの方が、よりクオリティの高い羽毛が採取できるので、
当然、使われている羽毛の品質も高くなります。 - ダウンパワー(かさ高)
羽毛が持つ「膨らむ力」のことで、ダウンパワーが高いものほど、
たくさんの空気を多く含み、断熱性を発揮します。
以前は、「かさ高」を基準としていましたが、
現在では、「ダウンパワー」表示基準に変更となっています。
これらをチェックすることで、
羽毛の品質という面から、羽毛布団を選ぶことができるのです。
羽毛の品質ランクをラベルでチェック!
上述の、日羽協(日本羽毛製品協同組合)の発行する、
『ゴールドラベル』は、羽毛布団の「品質表示の指標」となります。
このゴールドラベルは、羽毛の品質を 4つのランクに分類して、
「プレミアムゴールド」「ロイヤルゴールド」「エクセルゴールド」「ニューゴールド」
のラベルで表示されています。
なので、
4つのラベルの違いを知って、このラベルをチェックすれば、
その羽毛布団に使用されている、羽毛のランクがわかるのです! d^^
西川の羽毛布団には、実は ゴールドラベル表示がないのです!
どういうことかと言うと …
品質の高い羽毛布団を製造している、
西川グループ(東京西川・大阪西川・京都西川・昭和西川など)では、
「ゴールドラベル」によるランク付けを行っていません。
というのは、
各社でさらに厳しい品質基準を設けて、「ダウンパワー」表示を行っているからです!
ロマンス小杉も、同様に ゴールドラベル表示を行っていませんが、
山甚物産の場合は、ゴールドラベルによる表示を行っています。
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