ベッド用のマットレスを選ぶ場合、
どんなところに注目して、どんな種類を選んだらいいのか!?
また、腰が悪い場合は、
どんなマットレスが腰に優しくて、結果として「腰痛対策」になるのか?
先日、ベッドのマットレスについて、
超大型寝具店で、たくさんのことを学びました。
その際に、ベテラン販売員さんの説明を伺いながら、
横になってみて、実際の寝心地感も体験してみました♪
マットレスについての「基礎知識」はもちろん、
「選び方」や「ポイント」などの、アドバイスも聞く事ができました。d^^
前々回の第1弾は「マットレス(ベッド)のサイズ」、
前回、第2弾は「マットレスのコイルの違いと特徴」について、
備忘録も兼ねて、シェアしました。
第3弾、ラストの今回は、
「マットレスの種類や特徴」をお復習いしつつ、
『マットレスの選び方』をシェアしたいと思います♪
また、「腰痛持ちのマットレス選び」にも触れていきます。
好みはもちろん、体格や年齢などによっても、
最適な睡眠環境は、それぞれ異なりますが、
「あなたに合ったマットレス」を見つける参考になれば幸いです。d^^
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ベッド マットレスの選び方
ベッド用のマットレスを選ぶ場合の選択は、
ざっくり大きく分けると、「サイズ」と「種類」の2つになります!
もちろん、これらについても、
各メーカーで、それぞれ異なる場合もありますし、
それ以外でも、細かい選択があるんですが …。^^;
「サイズ」については、
以前の記事『マットレスのサイズの規格とおすすめのサイズ』で、
詳しく紹介しましたので、今回は「種類」について!
なかでも、
ノンスプリングマットレスについて、ピックアップして解説します♪
ベッド マットレスの種類と特徴
ます、ベッド用のマットレスは、
「コイル系マットレス」と「ノンコイル系マットレス」に分類され、
その中で、さらに 種類を分けることができます。
- コイル系マットレス
- ポケットコイルマットレス
- ボンネルコイルマットレス
- 高密度スプリングマットレス
- ノンコイル系マットレス
- 低反発マットレス
- 高反発マットレス
コイル系マットレス
コイル系(ノンスプリング)マットレスについては、
前記事の「コイルの種類による違いと特徴」で、詳細を解説しましたね♪
一応、
それぞれの特徴を、超簡単にまとめると …
- 「ポケットコイル」の特徴は、
横の人が寝ていても振動が伝わらず、体のS字に沿いやすくなっています。 - 「ボンネルコイル」の特徴は、
通気性がポケットコイルより良く、バネの耐久性にもより優れています。
といった感じでしたねっ!
[Point!]
コイルの種類や特徴は、もちろんなんですが …
コイル系マットレスを選ぶ際は、
もうひとつ、注目しておきたいことがあります!
マットレスには、表面布の下にウレタンなどが入っています。
最近は、これらが多様化され、
低反発(または 高反発)マットレス様な役割や、寝心地の商品も多くあります♪
また、身体にあたる部分によって、
ウレタンや、コイル自体の硬さを変えている商品もありますね。d^^
「上下」さらに「裏表」と、『定期的に向きを変える』ことによって、
寿命を長びかせ、結果として 買い換え時期を遅らせることができます。
ところが、上述の様に考慮されたマットレスの場合、
「裏表」のローテーションができないので、寿命は半減してしまいます!
また、「上下」のローテーションができない様な、
硬さの違いがある場合は、さらに半減してしまう事になるんです(汗)。
身体への優しさや負担を考慮した、優れた商品なんですが、
目的によっては、メリットがデメリットになってしまうんです。 ^^;
購入の際には、この事も念頭に入れて検討しましょう♪
で、今回は もう一方の「ノンコイル系マットレス」を詳しく … d^^
ノンコイル系マットレス
ノンコイル系(ノンスプリング)マットレスは、
身体のS字にしっかりと沿い、快適な寝心地を味わえます。
ノンコイル系マットレスは、
「低反発マットレス」「高反発マットレス」に分類され、
基本的には、そんなに厚みのないものが多く、素材や種類がたくさんあります。
コイル系マットレスに比べ、厚さがかなり薄めなので、
たたんだり丸めたりできる様な、形を自由に変えられるものが多く、
毎日布団をしまう場合や、部屋が狭い場合には便利ですね♪
しかし、コイル系マットレスと違って、
痛み易く、寿命が短いので、
マットレスを買い替えるサイクルが、早くなる傾向にあります。
- 【低反発マットレスの特徴】
どんな姿勢でも1点に体重がかかることがなく、体圧が分散され反発力が低いので、
包み込まれている様な抜群の寝心地の良さ!が 最大の特徴です。
ところが、
この柔らかさが、逆に「デメリット」になってしまうこともあります。
全体的に柔らかい低反発マットレスは、
体圧は分散されても、どうしても腰の付近が沈み込んでしまうので、
寝返りが打ちづらくなってしまいます。
また、
沈みこんで身体を包むため、からだとマットレスの密着度が高くなり、
通気性も悪く、汗をかきやすいという面もあります。 - 【高反発マットレスの特徴】
低反発に比べ、当然 反発する力が強いので、
低反発マットレスの様な、包み込まれている様な寝心地はありません。
しかし、
沈み込まないので、寝返りが打ちやすいというメリットがあります。
体圧は分散してくれるが、沈み込みにくい!という特徴があるので、
寝心地よりも、良い姿勢で寝ることが重視されています。
広い範囲では同類なんですが …
低反発マットレスとは、メリットとデメリットが、逆になった感じですねっ d^^
ベッドのマットレスで腰痛対策
実は、管理人もそうなんですが …
腰痛持ちの場合、
マットレスの種類や硬さなど、特に慎重に選ばなければなりませんね d^^;
腰痛持ちのマットレス選び
では、もう少し詳しくみていきましょう♪
そもそも、
『なぜ、沈み込むマットレスは腰に良くないのか?』
- 血行が悪くなる!
- 寝返りが打ちにくい!
- 背骨の負担が大きくなる! この3点が考えられます!
沈み込むことで腰が痛くなる!
つまり、「睡眠による腰への影響」を与えているのです。d^^
腰痛対策におすすめなのは!?
ノンコイル系マットレスの場合、
柔らかく包み込んでくれる「低反発マットレス」のほうが、
一見、腰に良いと思うかもかもしれませんが …
上述でもわかる様に、腰に優しいやさしいマットレスは、
低反発マットレスではなく「高反発マットレス」です。
「沈み込むマットレスは腰に良くない!」
つまり、
「沈み込む低反発系より、高反発系のほうが腰にやさしい!」
ということになります。
沈み込んだり、身体に密着しすぎるマットレスだと、
寝返りが打ちづらいばかりでなく、
かえって「からだの凝りが悪化する」という場合もあります。w
「硬すぎず柔らかすぎず、適度な反発で 寝返りも打ちやすい!」と、
もっとも好印象だったのが、
『ポケットコイル+高反発マットレス』の組み合わせでした。
コイルの数は、体を支える「点」が増えるので、
多いほうが良いですが、あまり多過ぎると 硬く感じてしまいます。 d^^;
マットレスは、
必ずしも、「高額 = 品質が高い」という訳ではありません。
また、
メーカーによっても、種類がたくさんありますし、
寝る人によって、人それぞれ 感じ方は異なって当然です!
ほとんどの場合、
寝具店など、販売店の展示品で「試しに寝転がる」ことは可能なので、
最終的には、必ず「自分で寝心地を確認してみる」ことを、強くおすすめします!
というか …
「試しもせずに、マットレスを購入する」ことは、
「腰痛持ちにとって、相当な危険を冒している!」ということになりますよっ(汗)
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