最近の100均ショップは、目を見張るほどの品揃えで、
「えっ、こんなモノも100円で売ってるの!」と、
驚かされることも、けっして少なくありません。
また、話題になってヒットした商品なんかも、
しばらくすると、100均の店頭に並んでいるのを見かけるようになります。
(ただ、どことなく「胡散臭さ」は隠せませんが … w。)
ついこの前も、
先日ネットで買った「スマホ用のカメラレンズ」が、
100均ショップで売られているのを、見つけてしまったのです。
マジか・・・。
この「マジか!?」を払拭するために、
これも購入して、試してみることにしたのです(笑)。
というワケで、
『100均のスマホカメラ用レンズ』をテスト!
再び「撮影した写真を比較」することとなったのです。d^^;
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スマホカメラ用レンズ
ブログ用の写真を撮る際に、
以前までは、デジカメで撮影していました。
ところが、スマホカメラの高性能化に伴い、
ここ数年は、スマホでの撮影しかしていません。
「Wi-Fi」や「Dropbox」を使用すれば、
撮影した画像データのやりとりも、かなりスムーズですし …。
ですが、100%満足しているという訳でもなく、
場合によっては、不自由を感じていたことも事実なんです。
で、ふと衝動買いしてしまったのが、
前回紹介した「クリップ式のスマホカメラ用レンズキット」です。d^^
100均のスマホカメラ用レンズ
前回の『スマホカメラ用広角レンズで撮った写真の効果は?』で、
スマホにレンズを取り付けて、試し撮影してみました。
ところが、
比較対象が、ノーマル(スマホ標準カメラ)レンズだったので、
使用・未使用での比較しかできませんでした。
だからといって、
高価なレンズを買って、比べてみるつもりもありません。(キッパリ d^^;)
と思っていたところ …
100均ショップで、これらのスマホグッズを見つけたので、
実際にいくつか買って、前回のレンズと比較してみることにしたのです。
100均のスマホカメラレンズの効果は?
100均ショップ(セリア)で、
今回購入したのは、以下の3点です。
- 自撮りレンズ スーパーワイド
- マクロレンズ
- 自撮り用LEDライト(電池式)
- ※もちろん、すべて100円でしたが、
LEDライトの電池は付属しておらず、使用電池(CR2032)は別売りでした。
ちなみに、パッケージや商品本体に、
「レンズ倍率」や「明るさ」などは、記載されていませんでした。
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撮影した写真を比較
さっそく、前回買ったレンズキット(MX-601)と、
今回Getした100均商品を付け替えて、同条件で撮影してみました!
では、
撮影した写真を それぞれ比較してみましょう♪
- 広角レンズ(ワイドアングル)を比較!
- マクロレンズ(接写)を比較!
- LEDライト(照明)を比較!
ちなみに、撮影に使用したスマホは「iPhone SE」で、
設定関係は「すべて自動」のまま、何も変更していない状態です。
広角レンズ(ワイドアングル)
まずは、広角レンズを取り付けての撮影!
ちなみに、
標準レンズ(レンズ取り付けなし)では、こんな感じです。
<※それぞれの写真は、クリックするとで拡大表示します!>
で、
それぞれ「広角レンズ」をつけて、撮影すると …
写真左の、MX-601 広角レンズ(0.65×)に比べ、
100均の自撮りレンズは、かなり広い範囲を写せていますね。
商品名のとおり スーパーワイド! と思ったら、
よく見ると、周囲がかなり歪んだ写真となっています!
これだけ歪んでしまっていると、
軽めの「魚眼レンズ」で撮影した写真の様になってしまっています。d^^;
マクロレンズ(接写)
続いて、
マクロレンズを使って、接写の撮影テストです。
自動でピントが合う「最大至近距離」まで、
スマホカメラを近づけて、何れの写真も撮影しています。
まずは、標準カメラでの撮影から!
と思ったら、すでにピントが合っていませんでしたね w。(/_;)
標準レンズの自動ピント合わせでは、
この距離でも、近づき過ぎているということです。
それぞれのマクロレンズを付けてみると、
写真左の、MX-601 マクロレンズ(10×)に比べ、
100均のマクロレンズは、かなり近づけて接写することができます。
しかし、
やはりこれも、周囲に歪みがでてしまっています!
MX-601のマクロレンズでも、少し歪みがありますが、
画面いっぱいに撮影してみると、その違いは歴然ですねっ!
LEDライト(照明)
最後は、LEDライトを使った撮影比較です。
「ライトoff」の状態では、
電気スタンドで、真上から照明を当てています。
その状態のまま、『LEDライト』を当てて撮影し、各写真を比較してみました。
100均のLEDライト(写真右上)は、かなり暗めですが、
正面から照明が当てられるので、それなりに効果はありました。
対して、
MX-601(下3枚)は、クリップ式のリング型LEDライトで、
3段階のフィルイン(暗め・中ぐらい・明るめ)で、明るさ調整ができます。
ご覧のとおり、いちばん暗い状態でも、
100均のLEDライトと比べると、かなり明るく感じます。
さらに明るくしていくと、
自動でスマホカメラの明るさ調整が働いて、全体的には暗く、
そして、照明があたった対象物だけは、より明るい写真になっています。
今回試した、100均のスマホ用カメラグッズのなかでは、
このLEDライトが、唯一「使えるかも!?」と思った商品でした。d^^
しかし、イヤホンジャックに取り付けるタイプなので、
カメラ位置と逆になって、対象物を正面から照らすことができません。
(撮影に使用した「iPhone SE」は、イヤホンジャックが下部についています。)
仮に、上部(カメラの位置近く)についているスマホだとしても、
レンズ位置とは、当然ズレが生じてしまいます。
その点、MX-601の「リング式LEDライト」の場合、
色温度の異なる12個のLEDライトで、レンズの周りから対象物を照らす状態になっています。
「スマホ標準レンズ + LEDライト」で撮影していますので、
どちらのLEDライトも、スマホカメラのレンズ付近から対象物を照らして比較しました。
また、LEDライトのバッテリーは、
100均が「リチウムコイン電池」CR2032(別売)に対し、
MX-601の場合、付属USBケーブルでの「充電式」になっています。
たとえ『安物のスマホカメラ用レンズキット』といえども、
100均グッズとの比較では、さすがに「明確な差」を確認することができました。
なので、
冒頭の『マジか!?』を払拭することができて、
ある意味、「ちょっと ホッとしている」というのが本音といったところです!d^^;
100均のスマホグッズといっても、
電池を含めると、全部で「432円」もかかっていたのでした w。
んっ!?
やっぱり今回も「安物買いの銭失い」状態だったのか!?(笑)
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