「洗浄力重視なら、縦型洗濯機!」
「ランニングコストを抑えるなら、ドラム式洗濯機!」
確かに間違ってはいませんが、それだけではありませんね d^^;
ではこれらの他に、どんな違いや特徴、
メリットやデメリットなどがあるのでしょう!?
従来、日本では主流だった縦型の洗濯機も、
ドラム式の洗濯機の登場で、勢力が半減している感も否めません。^^;
しかし、乾燥機能が付いた縦型モデルなども登場して、
ドラム式の洗濯機一色に、塗り変わってしまうワケでもなく、
現在は、2タイプでの争いを演じています。
「縦型洗濯機が消えてしまわない」という事は、
もちろん、それなりの理由があり、
見た目だけではなく、洗浄方式や乾燥方式などの大きな違いがあります。
そこで、
「洗濯機の縦型とドラム式の違い」を比較して、
メリットやデメリットなど、わかりやすくまとめてみました!
最後まで読めば、
アナタが選ぶのは、どっちの洗濯機なのかがわかりますよっ♪
Sponsored Link
縦型洗濯機とドラム式洗濯機の違い
「縦型洗濯機」と「ドラム式洗濯機」、
そもそも、見た目以外に 何がどう違うのか!?
まずは、ここからですねっ d^^;
「洗浄方式」「洗浄力」「乾燥」について、
縦型とドラム式での違いを、それぞれみてみましょう♪
洗浄方式の違い
まずは、洗浄方式の違いからです。
縦型とドラム式とでは、
根本的に、まったく違う洗浄方式を採用しています。
- 【縦型洗濯機】
洗濯機の水槽に水を溜めて、洗濯槽の底にある、
パルセーターと呼ばれる「羽根」を回転させることで、
渦巻き状の水流を作って、洗濯する方式です。
撹拌水流で、衣類をこすり合わせて、
「もみ洗い」する様に、汚れを落とします。 - 【ドラム式洗濯機】
横向きのドラム槽ごと回転し、
衣類を、上から下に落として洗う方式です。
縦型の「もみ洗い」に対して、
ドラム式は、「たたき洗い」で汚れを落とします。
洗浄力の比較
次に、洗浄力の比較ではどうなのか?
- 【縦型洗濯機】
- たっぷりの水で洗剤を泡立て、回転する水の力で汚れを落とす!
- こすり合わせて洗うため、洗浄力は強力!
- 汚れがよく落ちる分、衣類を傷めやすい!
- 【ドラム式洗濯機】
- 少量の水で優しく洗える!
- 縦型に比べると洗濯時間が長く、洗浄力が少し弱くなる!
- 衣類同士がからみにくく、シワや傷みができることが少ない!
乾燥
洗濯機の乾燥方式には、大きく分けて
「ヒーター式(水冷式)」と、「ヒートポンプ式」があります。
主に、「ヒーター式」は縦型洗濯機、
「ヒートポンプ式」はドラム式洗濯機に採用されています。
- 【縦型洗濯機】
シワが多く、固まりが出来やすいので、
完全乾燥は望めず、半乾きになりやすいです。 - 【ドラム式洗濯機】
シワが少なく、中の衣類が固まりにくいので
素早く乾燥させることができます。
一般的に、ヒーター式は高温になるので、
衣類を傷めやすく、乾燥にかかる電気代は高くなります。
対して、ヒートポンプ式は、
ヒーター式での乾燥と比較して、電気代は安くなりやすいです。d^^
ヒートリサイクル方式を採用している製品も、登場しています。
ヒートリサイクル方式の場合、ヒートポンプ式と性能はほとんど変わらず、
衣類も傷めにくくて、ふんわりと仕上がる様です♪
縦型洗濯機とドラム式洗濯機の比較
上述を含め、「縦型洗濯機」と「ドラム式洗濯機」の違いを、
わかりやすく、一覧で比較してみましょう♪
縦型洗濯機 | ドラム式洗濯機 | |
洗浄力 | ○ | △ |
乾燥 | △ | ○ |
節水 | △ | ○ |
仕上がり | △ | ○ |
衣類の傷み | △ | ○ |
洗濯物の追加* | ○ | △ |
洗濯時間 | ○ | △ |
振動・騒音 | ○ | △ |
電気代(乾燥) | △ | ○ |
本体価格 | ○ | △ |
本体サイズ | ○ | △ |
メンテナンス | ○ | △ |
*「洗濯物の追加」は、
縦型洗濯機では、洗い中なら投入可能の場合が多いが、
ドラム式洗濯機では、追加できない場合もあります。
メリットとデメリット
それぞれの「メリット」と「デメリット」についても、
お復習いを兼ねて、確認しておきましょう♪
- 【縦型洗濯機】
- メリット
- こすり洗いするので、洗浄力が強い!
- タップリの水で洗剤をよく泡立てる!
- 泥などの固形汚れに強い!
- デメリット
- 完全に乾きにくく、電気代が高い!
- 水を多く使う!
- メリット
- 【ドラム式洗濯機】
- メリット
- 水量や洗剤の使用量が少ない!
(水量は縦型の約70%程度に節水できる。) - 「乾燥機能」が強力!
- シワやいたみが生じにくい!
- フタが前開きなので出し入れしやすく、物が上に置ける!
- 水量や洗剤の使用量が少ない!
- デメリット
- 洗浄力が弱い!
- メンテナンスに時間がかかる!
- 乾燥を使うと電気代がかかる!
- メリット
おすすめはどっち!?
で、
結局のところ、どっちがおすすめなのよっ!?
そぉ! これが 1番気になるところですよねっ!
縦型洗濯機が適しているのは、
雨の日以外は乾燥機能を使わない人や、しっかりと汚れを落としたい人!
頻繁に洗濯をする方や、大物の洗濯をしたい方、
洗濯物が多いご家庭や、お子さんのいるご家庭におすすめです♪
購入時のコストを抑えることを優先して、「縦型」を選ぶのもアリですね!
ドラム式の洗濯機が適しているのは、
節水したい人や、洗濯から乾燥までを全自動で行いたい人!
花粉症や外干し禁止のお住いなどで、外に干せない事情のある方にも最適です♪
最近のドラム式洗濯機は、弱点である洗浄力の低さも、
縦型に見劣りしないまでに、改善されつつあります。
ランニングコストが抑えられられる「ドラム式」のほうが、
結果的に、家計にやさしい洗濯機と言えます!
洗濯機は、縦型もドラム式も 一長一短です! d^^;
「メリット」と「デメリット」を、しっかり踏まえた上で、
「ライフスタイルに合わせて選ぶ」ということが大切ですっ♪
コメント