色の組み合わせ見本!2色の場合の配色は?3色や4色の場合は?

「この色の組み合わせは、どうやって成り立ってるの!?」

配色の仕方はわかるけど …
「実際どんな色で、どんなイメージになるのか?」


そんな場合に最適な、
色の組み合わせ見本と、配色のパターンです!

色の組み合わせ見本!2色の場合の配色は?3色や4色の場合は?

色の数は、数え切れないぐらいの多数の色が存在します。

さらに、「色の組み合わせ」となれば、
「無限」と言っても、決して過言ではないでしょう!


例えば、
12色の色の中から、3色を組み合わせる場合でも、
単純計算で、12×12×12=「1,728通り」もあります!

4色の組み合わせとなると、
「20,736通りの組み合わせ」になってしまいます。^^;

ひぇーーーっっ!!


この「色の無限地獄」から脱出するためにw、
色の組み合わせと、配色の色見本について、見ていきましょう♪


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色の組み合わせと配色見本

色を組み合わせる場合、
基本のルールなどを、理論的に理解していたとしても、
実際に見てみないと、なかなかイメージが湧きませんよね!

「組み合わせた色見本」を参考にしながら、
具体的な組み合わせパターンや、
配色のコツなどを、見ていくことにしましょう♪


配色理論による「色の組み合わせ見本」

まずは、
「色相環」による色の組み合わせと、色見本を見てみましょう♪

色の組み合わせ見本「12色相環」

この色相環の「配置の組み合わせ」だけで、
調和のとれた色の組み合わせが、簡単にできてしまいます!


「色相環」の詳細については、
別記事の、色相環での色の組み合わせ「イッテンの色相分割法」を参照ください。d^^




【色相分割法による配色理論】


  • 色の組み合わせ見本「イッテンの配色理論 1」
    ①ダイアード(2色配色)

    色相環を2分割した、対局の色は、
    「補色」の組み合わせとなります!


  • 色の組み合わせ見本「イッテンの配色理論 2」
    ②トライアド(3色配色)

    色相環を、正三角形に3分割した、
    配置の色を組み合わせると、
    「3カラーの配色」が完成します!


  • 色の組み合わせ見本「イッテンの配色理論 3」
    ③テトラード(4色配色)

    色相環を4分割した四角形、
    つまり、正方形の組み合わせで、
    「4色カラーの配色」が完成します!


  • 色の組み合わせ見本「イッテンの配色理論 4」
    ④ペンタード(5色配色)

    ②のトライアドに、白と黒を加えた、
    「5色(3色+白+黒)の組み合わせ」です!


  • 色の組み合わせ見本「イッテンの配色理論 5」
    ⑤ヘクサード(6色配色)

    色相環を6分割した、六角形の配置で、
    「6色の組み合わせ」となります!

    または、
    ③のテトラードに、白と黒を加えた、
    「4色+白+黒の組み合わせ」もあります!

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色の組み合わせのコツと見本

次は、
「色の組み合わせのコツと代表的な配色パターン」について、
組み合わせ色の見本を参照しながら、見てみましょう♪



【配色のコツと代表的な配色パターン】


  • 色の組み合わせ見本「代表的な配色パターン 1」
    ①同一色相・類似色の組み合わせ

    同一色相・類似色で統一した配色。

    穏やかにまとまって、
    落ち着いた雰囲気を生む一方で、
    単調で、メリハリなく見えてしまう場合も。

    ※ドミナント・カラー配色とも呼ばれる!


  • 色の組み合わせ見本「代表的な配色パターン 2」
    ②同一トーンの組み合わせ

    同一トーン、
    または、類似トーンでまとめた配色。

    色相の離れた色を使う場合、
    トーンを揃えることで、まとまりや統一感が生まれる。

    ※ドミナント・トーン配色とも呼ばれる!


  • 色の組み合わせ見本「代表的な配色パターン 3」
    ③モノトーンの組み合わせ

    モノ(mono)とは、
    英語で「単一の」の意味で、
    同一色相のみでまとめた配色のこと。

    ※同一・類似色相の配色、
     トーン・オン・トーン配色とも呼ばれる!


  • 色の組み合わせ見本「代表的な配色パターン 4」
    ④グラデーションの組み合わせ

    ある色を段階的に変化させ、
    その順番に秩序よく並べた配色。

    グラデーションには、
    色相・明度・彩度による組み合わせがあり、
    たくさんの色を使う場合も、安定した印象になる!


  • 色の組み合わせ見本「代表的な配色パターン 5」
    ⑤セパレーションの組み合わせ

    あえて色同士のつながりを分離させて、
    複数の色を配置した配色。

    属性の離れた色を、隣り合わせることで、
    1色1色が際立ち、メリハリのある印象になる!


  • 色の組み合わせ見本「代表的な配色パターン 6」
    ⑥アクセントカラーの組み合わせ

    色相や明度が近い曖昧な配色に、
    小面積の強調色、アクセントカラーを加えて、ポイントを作る配色。

    アクセントカラーには、
    他の色と大きく属性の離れた色を用いる!

コメント

  1. 通りすがりのデザイナー より:

    配色について調べており、
    大変参考になりました。

    一点気になる箇所が。

    冒頭の3色の組み合わせについてですが、
    色が重複していたら2色配色or単色なので
    「12×11×10」ではないでしょうか。

    あげ足をとるような指摘で恐縮です。

    • @v_shoxxx より:

      コメントありがとうございます。

      ご指摘の様に、正確には …
      「組み合わせ」や「順列」の計算になります。

      しかし、それだと、
      ・組み合わせ = コンビネーション(C)
      ・順列 = パーミテーション(P)の説明を、書き添えなくてはなりません。

      それよりも優先すべきなのは、『数の多さ』と、
      3色と4色での『組み合わせ数の差』いう点にあるので、
      「単純計算で…」とした上で、敢えてこの様に表現させていただきました。