最近 よく目にする「ハイブリッド式除湿機!」
このハイブリッドタイプの除湿機って、
何がどうハイブリッドなの?
そもそも、
ハイブリッド以外には、どんな除湿機の種類があるの?
除湿機の除湿方式には、
- コンプレッサー方式 除湿機
- デシカント方式(ゼオライト方式)除湿機
- ハイブリット方式 除湿機
があり、当然 それぞれに特徴があります。
簡単な分類としては、
- 「コンプレッサー式」は 主に夏季用
- 「デシカント式」は 主に冬季用
と、利用する季節によって、除湿機の方式が異なっています。
では、
ハイブリッド式の除湿機は?
電気代は、他の除湿機とどれぐらい違うの!?
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ハイブリッド除湿機と除湿機の種類
ハイブリッド除湿機は、
通年利用を主目的として、ラインナップされています。
そのため、
コンプレッサー式と、デシカント式の除湿機の、
中間に位置づけされるタイプになります d^^
「ハイブリッド式の除湿機」を知るためには、
まず、この2つのタイプの除湿機を知らなければなりません!
なので、
それぞれの方式の除湿機、もう少し詳しく見てみましょう♪
コンプレッサー式除湿機
まずは、コンプレッサー式の除湿機から d^^
コンプレッサーを通して、冷媒(フロンガス)を循環させ、
フロンガスで熱交換器を冷やして、湿気を水滴に変えます。
簡単に言うと、
空気を冷やすことによって、水分を取り除く方法の除湿機です。
【コンプレッサー式除湿機の長所】は、
- 高温時(25度以上)での除湿力が大きいので、梅雨~夏場の使用に向いている!
- 除湿量が多いので、湿気の多い季節でもパワフルに乾燥できる!
- 消費電力が小さいので、電気代が安い!(デシカント方式の約半分程度)
【コンプレッサー式除湿機の短所】は、
- コンプレッサーを使用しているので、振動音が大きい!
- 本体サイズが大きめで やや重く、1~2℃程度 室温が上昇する)
デシカント式除湿機
水分の吸着性能に優れた乾燥剤(ゼオライト)で、水分を取り除く方式で、
冷媒(フロン)を使わずに除湿することが可能です。
ゼオライトで除湿した後、
ヒーターで温めて、乾燥した空気を吐き出す方法の除湿機です。。
【デシカント式除湿機の長所】は、
- 低温時での除湿力が大きいので、冬場の使用に向いている!(1年を通して使用可能!)
- コンプレッサーが無いので、軽量コンパクトで 使用時の音も静か!
【デシカント式除湿機の短所】は、
- ヒーターを使う分、消費電力(電気代)が高いくなる!
- 発熱量が多くなるので、部屋の温度が上がる!(3~8℃程度 室温が上昇する)
ハイブリッド式除湿機
コンプレッサー方式と、デシカント方式の長所を融合させた、
まさに「ハイブリッドタイプ」の新しい除湿機です。
つまり、
それぞれのタイプの長所をいかし、且つ 短所を補うことが可能となっているんです!
【ハイブリッド式除湿機の長所】は、
- 夏場は、コンプレッサー式で気温上昇を防ぐ!
- 冬場は、デシカント式で除湿能力の低下を防ぐ!
- 年間を通して、変わらない除湿能力を維持できる!
【ハイブリッド式除湿機の短所】は、
- コンプレッサー式や デシカント式に比べ、除湿機本体の価格が高い!
除湿機の電気代とハイブリッド除湿機の電気代 比較
「ハイブリッド除湿機」と「除湿機の方式による違い」はわかったけど、
実際のところ、電気代はどれぐらいなのか!?
では次に、
それぞれの「電気代」について 見てみましょう♪
コンプレッサー式除湿機の電気代
例えば、250Wのコンプレッサー式除湿機の場合、
電気代の目安を算出すると …
250W(0.25kW)× 1(h)× 25(円/kWh)= 6.25円
つまり、
1時間あたりの電気代は、6.25円程度という事になります。
- 250Wで 6.25円/1時間、 10時間あたり 約62.5円
- 300Wで 7.50円/1時間、 10時間あたり 約75.0円
- 350Wで 8.75円/1時間、 10時間あたり 約87.5円
デシカント式除湿機の電気代
同様に、
デシカント式除湿機の場合の電気代は …
500W(0.5kW)× 1(h)× 25(円/kWh)= 12.5円
1時間あたりの電気代は、12.5円程度というですね d^^
500Wで 12.5円/1時間、 10時間あたり 約125円
ハイブリッド式除湿機の電気代
ハイブリッド式除湿機の場合は、
「1年を通して、半々で使用する」と考えれば、
コンプレッサー式と、デシカント式の中間なので …
約9.4円~10.6円/1時間、 10時間あたり 約94円~106円
「ハイブリッド方式の除湿機」は、
- 春夏は、コンプレッサー式による運転が主体
- 秋冬は、デシカント式による運転が主体
といった感じで、季節によって使い分けることができます♪
そのため、効率的な運転が可能なので、
電気代は、季節と周囲環境に応じた値となります。
結果として、
除湿機の電気代「さいごに」
コンプレッサー方式の除湿機は、
デシカント方式より省電力となっています。
なので、電気代という点だけで比較すれば、
当然、コンプレッサー方式が低コストとなります。
上述の様に、
ハイブリッドタイプの除湿機は、その中間に位置します。
ところが、
長期間使用での「ランニングコスト」という面では、
「メンテナンスコスト」も、あわせて考慮する必要があります d^^;
大半の除湿機には、「エアフィルター」がついています。
1,000円~1,500円程度と、比較的安価ですが、
タイプによっては、空気清浄用フィルターなどが 必要な場合もあるので …
- 交換フィルターの種類
- 交換の目安期間
- 販売価格 なども、
電気代とあわせてチェック!しておくことをおすすめします♪
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