洗っても消えない、あの「足の臭い」!
臭いの原因は、いったい何なの!?
最近では、『スメハラ』というワードができるほど、
臭い(におい)には、敏感な世の中になっています。
スメハラ(スメルハラスメント)とは、
他人を、「臭い」によって不快な気持ちにさせることを意味します。
靴を脱いだ時の、自分の足の臭いが気になる人は、
男性・女性を問わず、けっして少なくないと思います。
しかし、
自覚症状があるだけでも、まだマシなんですよっ w。
スメハラで、さらに厄介なのは、
自覚症状がないことが、ほとんどらしいですから …。
心当たりのあるアナタ、その対策はどうしていますか?
効果的な対策をするためには、
まずは、『足が臭い原因』を把握することが大切です!
それを理解した上で行う、「根本的な対策」として、
原因の違いによって異なる「2つの方法」を紹介します。d^^
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足の臭いの原因と対策
「足が臭い!」ということは、
当然、その原因がそれなりにあるはずです。
足の臭いに対して、まずはその原因を理解した上で、
その根本的な対策をすることが、『効果的な対策』となります!
別の匂い(スプレー・デオドラントなど)で誤魔化していては、
けっして「根本的な対策」とはいえませんよね。d^^;
足の臭いの原因
足が臭い場合、根本的には 様々な雑菌、
あるいは、バクテリアの繁殖が原因となっている場合がほとんどです。
『足の臭いの原因』となっている、
大きな要素は、おもに「汗」と「角質」です。
足の裏の「汗」自体に、臭いはないのですが …
その際に、汗といっしょに流れ出した角質や皮脂、
垢などの汚れが加わって影響し、臭いを発生させていると考えられています。
つまり、足の裏の汗を放置することで、
バクテリアなどの、分解された細菌が、
古い皮脂や角質などの汚れに付着して、繁殖してしまっているのです!
この様な状態になることで、
あの「強烈な独特の臭い」を発生するようになるのです。d^^;
足の臭いの対策
足の臭いへの、予防や対策として、
こまめに足を洗ったり、爪を切っておくなど、
足のケアを心がけることは、もちろん大切です。
古くなった角質を、しっかり洗い落とし、
日頃から、足を清潔に保っておきましょう。d^^
特に、足専用のシャンプーや、殺菌作用のあるもので洗うと、
匂いの原因となる菌も落とすことができて、より効果的です。
ところが、
足が臭くなって、常習化してしまってからでは、
いくら足を洗っても、なかなか臭いはなくなりません!
そんな場合、
まずは、手近なもので簡単にできる「重曹足湯」をおすすめします♪
足洗いと並行して、重曹足湯をすることによって、
気になるにおい成分(イソ吉草酸)を中和して、臭いが消せるのです。
足の臭い対策 1. 「重曹」で消す方法
重炭酸ソーダとも呼ばれ、調理や清掃など、
キッチンまわりで、使われることが多い、あの『重曹』ですが、
正式名称は「炭酸水素ナトリウム」といいます。
重曹は、割と身近で手に入れやすく、
「弱アルカリ性」で「人体に無害」な物質という特徴があります。
意外と知られていないかもしれませんが、
重曹には、「消臭作用」の効果もあるんですよ。d^^
においには、酸性とアルカリ性があり、
体臭や魚の生臭さなどは、酸性の成分がメインです。
こうした酸性のにおいを、重曹のアルカリ性が中和します。
中和作用により「消臭効果」を促し、
ほかの香りでごまかす芳香剤などと違い、においをもとから絶つのです。
重曹なら、家庭にある場合も多いですし、
もしない場合は、100均などでも手軽に入手可能ですね。d^^
この重曹を使用して、『足湯』を行ってみましょう♪
- 洗面器に40℃程度のお湯を入れる!
- 大さじ2~3杯の重曹を入れて溶かす!
- お湯に足を浸け、10~15分ほど足湯をする!
- 重曹足湯をした後は、足をお湯(または水)で軽く流す!
臭いがひどい場合は、
数日間、毎日続けてやってみると良いでしょう。
この重曹を使った方法は、
あくまで、症状の軽い人用の対策です。
または、手軽にできる、
「応急処置的」な対策と考えたほうが、無難かもしれません。
アンモニア(アルカリ性)の臭いが、両方混ざっていることがあります。
この場合、完全に消臭するためには、
両方の原因を、それぞれ中和させることによって、臭いの源を消す必要があります。
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足の臭い対策 2. 「ミョウバン」で消す方法
アンモニアの臭いに原因がある場合、
酸性を中和させる重曹では、効果を期待できません。
アンモニアは、アルカリ性ですので、
アルカリ性の重曹では、当然 中和させることができないからです。
お気づきの様に、この場合は、
酸性の『ミョウバン』を使って、アルカリ性を中和させます。
また、原因となるアンモニアを中和する他に、
ミョウバンには、「汗を抑える」という作用もありますよ。d^^
ミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)も、
比較的身近で手に入れやすく、
「弱酸性」で「人体への毒性が低い」物質という特徴があります。
ミョウバンの場合も、やり方自体はとても簡単なんですが、
溶けるのに時間がかかるので、予め「原液」を作成しておきます。
- 500mLの空きペットボトルに、
ミョウバン大さじ1杯、水450mlを入れて軽く振る! - 完全にミョウバンが溶けるまで、1~2日程度放置する!
- ミョウバンが溶けて、透明な液体になったら「原液」の完成!
で、実際に使う場合、
つまり、『足湯』を行う際は、重曹足湯の場合と同様です。
- 洗面器に40℃程度のお湯を入れる!
- ミョウバン原液を、大さじ2~3杯入れてかき混ぜる!
- お湯に足を浸け、10~15分ほど足湯をする!
- 足をお湯(または水)で軽く流す!
お肌の弱い方は量を調節し、少なめからスタートしましょう。
足の臭いの原因と対策「さいごに」
上述の方法は、臭いの原因となる物質を中和させるので、
「別の香りで誤魔化す」というワケではありません。
また、スプレーや デオドラントなどとは違い、
後から、ベタついたり、ヘンな臭いになったりもしません。
ところが …
靴や靴下を履いたら、
結局、また臭くなってしまう場合もありますよね!?
足の臭いの原因となっている、
雑菌や細菌は、『高温高湿』の環境を好みます。
当然、汗をかいてムレている状態は、
奴らにとって、まさに「絶好の場所」となります。
ましてや、足の汚れを伴った汗をかく、
靴や 靴下の中となれば、なおさら一気に繁殖してしまいます。
つまり …
- 「温度」が高い!
- 「湿度」が高い!
- 「汗」や「汚れ」が多い!
雑菌や細菌は、この『3つの条件』で繁殖してしまうのです!
足の臭いを消すためには、
この条件を無くすことが根本的な解決策、「最善の対策」となるのです。
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ですので、雑菌が繁殖してしまっているのには、
「足」だけでなく、
「靴」や「靴下」が原因となっている場合も考えられます。
そのため、足の対策はもちろん、
靴や靴下の原因となる条件を取り除く対策も、同様に必要です!
足の臭いだけではなく、
「水虫になってしまう恐れ」もあるので、気をつけなくてはいけません。
水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビによって起こる皮膚感染病です。
必ずしも、「足が臭い人=水虫」であるとは限らないとされていますが、
雑菌が繁殖する原因になると言われている、
上述の『主な3つの条件』は、水虫の原因ともなりうる要素なのです。
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