DLNA対応のNASをホームネットワークに接続!
さらに DTCP-IP対応の…
?!△?☆○?!
何のことだが、さっぱりチンプンカンプン!(汗)
ご存じの様に、『DLNA』や『NAS』、
『DTCP-IP』は、すべて「ネットワーク用語」なんですが …
例え、ネットワークの構築に詳しくない人でも、
最近では、家庭レベルで身近な存在となっているんです!
これらを理解していない事で、
「どれぐらい、私生活に支障をきたすのか?」
については、正直定かではありません。(笑)
ですが、この記事にたどり着いて、
こうして、一読しているアナタにとっては、
「理解を要するワード」であることに、間違いありませんね♪
DLNAとは!? NASとは!?
さらに、DTCP-IPとは!?
それぞれの意味と違いについて、
超簡単に、尚かつ わかりやす~く解説します♪ d^^
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DLNAとNASの違い
「DLNAとNASの違い!」と言っても、
両者は、まったくの別物なので、
違いを挙げたり、比較したりする位置づけにはありません。
「DLNAとは何か!?」
「NASとは何か!?」を理解していないので、
結果、こうなってしまうんです。d^^;
DLNAとは
『DLNA』を知っていても、
例え、まったく知らなかったとしても、
最近では、あなたのすぐ近くまで来ているんです。
いやっ、
もうすでに、そこに存在しているかもしれませんね!?
そのあたり、
まずは、YouTube動画で観てみましょう♪
Digital Living Network Alliance の略で、
家庭内で電子装置間のネットワークを可能にする規格、
または、その規格を作成している団体を意味します。
もともと「DLNA」は、テレビやビデオ・パソコンなどの、
デジタル機器同士の相互通信を、他社間のデバイスでもできる様に、
家電メーカーや、パソコンメーカーなどが集まって作った団体(Alliance)ですが、
そこで作られた『ガイドライン』そのものを指すことが多い様です。
現在、テレビ・レコーダー・パソコン・NASなどの、
ホームネットワーク経由での、音楽・動画・写真などの再生や配信などは、
ほとんどの場合、この「DLNA規格」に従って行われています。
テレビやレコーダー、パソコンは当然わかるけど …
「『NAS』って何なのよっ!?」
と思った人も、少なくないと思います。
って事で、
次は、この『NAS』について見てみましょう♪ d^^
NASとは
「ネットワークHDD」って、聞いたことありますよね!?
ネットワークHDDは、その名の通り、
ネットワーク(LAN)上に接続することができるハードディスク(HDD)です。
「ネットワークに接続された記憶装置」という意味で、
『NAS』という略称で呼ばれることもあります。
そうです! もうわかりましたよねっ!?
Network Attached Storage の略で、
ネットワーク上に存在する、HDD(ハードディスク)などの記憶装置のことです。
ネットワークの普及とともに、データの保存先として、
ここ10年ほどで、急速に普及してきたのが、この「NAS」です!
複数でのデータ共有も容易で、
テラバイト級の大容量が、手軽に保存可能です。
尚かつ、ディスクの障害にも強いという特性もあって、
ビジネスユースではもちろん、
ホームユースとして、導入される例も増えつつあります。
YouTube動画でも説明されてましたが …
- PCのHDDに収まらない大容量の動画データを保存!
- 動画や音楽、写真のデータを入れて、家族で共有!
- スマートフォンや、タブレットのバックアップデータを保管!
など、一般の家庭でも、利便性で生かされています。
また、
「リビングで録画した番組を共有して、別の部屋で観る!」
といった用途でも、使用されていますよねっ! d^^
Photo by:デジタルタイフ推進協会
NASと外付けHDDの違い
一般的な外付けHDDは、
USBケーブルで接続することがほとんどですね。
ところが、NASの場合は、LAN上での接続なので、
LANケーブルでの接続になるのが、もっとも異なる部分です。
そのため、「LAN接続HDD」と呼ばれることもあります。
それと、
USB HDDとの違いは、もうひとつ!
NASの場合、
PCが参加しているネットワークに、LANケーブルで接続する!
というのが、一般的な使い方なので、
USB HDDの様に、PCと1対1で接続するわけではありません。
なので、NASの接続先はPCではなく、
ネットワーク上にある、ルータやハブになる訳です。
という事は …
ルータやハブには、NASと同様に、
PCも、LANケーブルでつながっているので、
「PC」も「NAS」も『同格』に扱われるということになるんです!
ネットワークHDD(NAS)は、接続の形式が違うだけで、
「データを保存する」という、基本的な使い方に関しては、
一般的なハードディスクと、ほぼ同じです。
しかし、NASの場合、
内部には、CPU・OSなどを搭載しており、
むしろ、構造面ではPCに近くなっているのが特徴です。
そのため、単にデータを保存するだけでなく、
保存したデータを管理・活用するための、
様々な機能などが搭載されている機種も、たくさんあります。
DTCP-IPとは
『DLNA』と『NAS』については、
もう、これでバッチリですよねっ!
ところが …
再び「?」となってしまう可能性が高いので、
『DTCP-IP』についても、
この際、一緒にまとめて覚えておきましょう♪
Digital Transmission Content Protection over Internet Protocol の略で、
インターネットプロトコル上で、やり取りされるデジタルコンテンツを、
暗号化することで、不正コピーを防止する機能(具体的には暗号化技術)のことです。
現在、機器から機器に伝送する場合、
日本のデジタル放送番組は、DTCP-IPの手順に従って、
「送信側で暗号化し、受信側で復号化」するようになっています。
そのため、テレビ番組録画については、
DLNAサーバーと、DLNAクライアントの双方が、
DTCP-IPに対応していなければ、DLNAの機能で再生することはできません。
PCの周辺機器メーカーの場合は、
当然、これらの用語が使われていることがほとんどです。
ところが、テレビやレコーダーのメーカーの場合、
DTCP-IP対応のDLNA機能に、「独自の名称」がつけられています!
例えば …
- Sony の場合は、「ソニールームリンク」
- TOSHIBA の場合は、「レグザリンク・シェア」
- Panasonic の場合は、「お部屋ジャンプリンク」
といった具合に、それぞれ 呼び方が異なっていますね。
DLNAとNASとDTCP-IPの違い「まとめ」
それぞれの違い、理解できましたよね!?
実は、「かなり身近な存在」だったことが、
よくわかったのではないでしょうか?
では、もういちど最後に、
『DLNA』『NAS』『DTCP-IP』とその違いを、
わかりやす~く まとめてみたので、お復習いしておきましょう♪
お互いに接続して、ネットワークを構築する場合、
容易に実現できるようにするために、作られた組織が『DLNA』です。
その際に、
それを利用する規格や、方式などを定めたのが「DLNA ガイドライン」です。
その中で、著作権保護のための、
「コピー制限があるデジタル番組」を扱うために、採用されたのが「DTCP-IP」です。
『DTCP-IP』は、著作権保護のために暗号化をしつつ、
データを転送する規格である「DTCP」を、IP(LAN)に適用したものです。
そして、『NAS』は、これらとはまったく違い、
「ネットワーク上に存在する記憶媒体」のことを指します。
つまり、
ネットワークに接続された、ハードディスクなどの記憶装置のことを指すんです!
これで、バッチリですよねっ!
ちょっと、余談なんですが …
DLNA / DTCP-IP機器は、
以下の「4種類の機能」を持った機器を、組み合わせて使います。
- 「配信」: DLNAクライアントへ、DLNAサーバーがコンテンツを配信
- 「再生」: DLNAサーバーのコンテンツを、DLNAクライアントが再生
- 「送信」: コンテンツを、他の機器へ送信(DTCP-IPダビング元)
- 「受信」: コンテンツを、他の機器から受信(DTCP-IPダビング先)
また、「DLNA対応機器」と呼ばれているものが、
すべて、DTCP-IPを採用しているとは限りません!
このことが、
更に「ややこしくさせている要因」の一つになっているのかもしれませんねっ d^^;
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