何かの虫に刺されて、腫れてきた …
痒みというより、痛みが増してきた …
虫刺されによる「腫れ」や「痛み」!
病院へは、すぐ行けないけど、
それまでは、どんな対処をしておいたらいいんだろう?!
先日、何人かでバーベキューをしている際に、
知人のひとりが、虫に刺されたらしい。
はじめは、
「ヤブ蚊に刺されたぐらいで、大袈裟だな!」と、放っておいたんですが、
みるみるうちに、赤く腫れあがってきた。
これは、明らかに「蚊に刺されたのとは違う」と、
他の知人達も、心配になってきました。
「まずは、何かで冷やしたら!」
「いやっ!温めたほうがいいでしょ!?」と、
刺された当人以上に、周りがおろおろしてしまいました ^^;
その時は、ネットで調べた応急処置をして、
幸い、大事には至りませんでしたが …。
そんな場合のために、
改めて「虫に刺された場合の症状と対処法」を、
備忘録を兼ねて、まとめておきます。
「一時的な腫れや痒みとは異なる」場合が多いので、
「専門の医師による診断」を受ける事を、おすすめします。
あくまでも、
その間の「応急処置」として、参考にしてください。
虫刺されの処置
虫に刺された時の症状は様々ですが、
ほとんどの場合、
患部が腫れたり、痛みや痒みがあるという共通点があります。
場合によっては、
発疹が出たり、しこりになることもあります。
発疹が出ると、
痒くて、ついつい掻いてしまう事ってありますよね?
もちろん、
虫刺され自体が原因で、しこりになることもあります。
が、
発疹を、何度も掻きむしっているうちに、
傷ついた患部が盛り上がり、
徐々に硬くなって、しこりになってしまうんです。
当然、掻けば掻くほど悪化してしまいます!
まずは、応急処置をして、
皮膚科医に、診断してもらったほうが良いですね d^^
刺された患部が、大きく腫れ上がって、
しこりが硬くなり、さらに 痒疹として跡になったりします。
これが原因となって、アトピー性皮膚炎になります。
ダニやハウスダストなどからも、アトピーや 気管支の障害になります。
虫刺されの症状と対処法
「虫に刺された直後の対処法は、まず冷却です!」 d^^
「痒みがしつこい場合」は、
火傷しない程度の熱さのモノを、患部にあてるのが効果的です!
蒸しタオルや、ステンレスのコップにお湯を入れたものなど、
40~50℃ぐらいを目安にしてください。
何度か繰り返しているうちに、だんだんと 痒みは消えていきますよ♪
刺された虫の種類によって異なる症状と対処法
症状は似ていても、
刺された虫の種類によって、刺された後の処置には違いがあります。
では、
刺された虫の種類による対処法を、見てみましょう。
あくまで、
専門医の診察を受けるまでの「応急処置」として、参考にしてください。
蚊に刺された場合
蚊に刺された時は、ご存知のように、
小さく膨れあがり、しばらく痒みを伴います。
ノミに刺された場合
ノミに刺された場合、
蚊に刺された時の様に、腫れることはありません。
患部に対する対処法は、
蚊に刺された場合の処置と、ほぼ同じです。
刺されても、特に痛みを感じることはなく、小さな赤い発疹が出る程度です。
痒さはありますが、そこは じっと我慢です!
掻きむしってしまうと、
水膨れになって、大きく腫れることがあるので、注意が必要ですよ!
皮膚科で、痒み止めの薬を処方してもらう事をおすすめします。
ダニに刺された場合
患部に対する対処法は、
蚊に刺された場合の処置と、ほぼ同じです。
しかし、
ダニの種類によって、大きく異なります!
- 家ダニの場合は、
刺された時に痛みを感じるということは、ほとんどありませんし、
刺された箇所が、大きく腫れるということもありません。
刺された箇所に、咬んだ傷が残っているのも特徴です。
刺されてから、半日~1日後ぐらいに、
プツプツとした、小さな赤い発疹が出てきて、数日間続きます。
発疹に、痛みはないですが、
「痒みに至っては最強!」
蚊に刺された時の数倍、いや数十倍痒く感じます。家ダニに刺された場合、
応急措置として、ダニ用の市販薬が効果的です。 - マダニの場合は、
刺された箇所はひどく腫れ、
痒みもありますし、炎症を起こす場合もあります。
伝染病も媒介することがあるため、特に注意する必要があります!マダニに刺された場合は、
腫れや痛みが小さいからと、放置せずに、
市販の薬を使用したり、専門医に診てもらいましょう。
ブヨに刺された場合
ブヨに刺された場合、
激しい痛み・痒み・腫れなどを伴います。
症状は、徐々に現れてきて、
患部は、激しい痒みを伴って赤く腫れていきます。
1週間ほど、腫れと痒みと痛みは続きますが、
数ヶ月治らない場合もあるようですので、とても厄介です。
ブヨに刺されてしまった時には、すぐに病院に行きましょう。
病院に行くまでの応急処置としては、
水や氷などで 患部を冷やすと、痒みと痛みを和らげることができます。
蜂に刺された場合
蜂に刺された場合、
刺された時に痛みが伴い、患部は痛みを伴って腫れます。
症状は、刺されてすぐ出る場合と、
2~3日(長い場合は1週間程度)経ってから、発症する場合もあります。
できるだけはやく、皮膚科に行くことが必要です。
応急処置としては、
患部を指などで絞って、毒を搾り出し、
しっかりと水で洗って冷やすなど、毒が回るのを遅らせる処置が必要です。
蜂の毒に対して、じんま疹が出たり、
息苦しさ・腹痛・下痢・嘔吐・めまい・頭痛・動機・耳鳴りなどの
症状が出て、危険な場合は、命に関わる可能性があるため、
早急に、病院に行く必要があります。
ムカデに刺された場合
ムカデに刺された場合、
刺された瞬間から、激しい痛みを感じます。
患部は、炎症を引き起こして赤く腫れ、
痛みだけでなく、しびれも感じます。
ムカデは、毒もありますので、
毒を吸出し、絞り出すことも症状の悪化を防ぐために大切です。
冷たい水や氷などで、患部を十分に冷却することが効果的です。
その後、外用薬を塗ることが必要です。
場合によっては、患部が潰瘍化してしまうこともあります。
大変危険ですので、早急に治療する必要があります。
「一時的な腫れや痒みとは異なる」場合が多いです。
上述の対処法は、
専門医による診断を受けるまでの、応急処置として 参考にしてください。
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