Windows Vista のパソコンを使ってるけど、
サポートが終了しちゃった後は、故障したら修理には出せないの?
とか、思ってません?
「Windows Vistaのサポートが、2017年4月11日で終了します!」
調査によると、
現在、日本で使われているデスクトップPCで、
Windows Vistaを搭載したマシンの割合は、約1.69%だそうです。(2016年1月時点)
その稀少な1.69%に貢献しているあなたは、
ちょっと、認識不足のところもあるかもしれませんね♪
わかっているとは思いますが…
『Windows Vistaのサポートが終了すると どうなるのか?』
もう一度、正しく認識しておきましょう。
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Windows Vistaの「サポートが終了する」とは
そもそも、
「『サポートが終了する』とはどういうことなのか?」
から、理解しておきましょう。
いちばん重要な点は、
「Microsoftから、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなる」こと!
今までのサポート期間中は、
毎月のように、更新プログラムが提供されていました。
サポートが終了後は、Windows Vistaに、
セキュリティホール(セキュリティ面での問題)が見つかったとしても、
それを、修復することができなくなるんです!
OS(Windows Vista)の、セキュリティ面での問題で、
それを修正して、穴埋めするのが「セキュリティ更新プログラム」です!
つまり!
その穴埋めをする「更新プログラムが提供されない」ということは …
その穴を利用して、PCを攻撃しようとする攻撃者から、
『PCを守ることが困難になる!』ことを意味します!
サポートが終了すること自体の問題よりも、
ウィルス対策ソフトなどの、
「パソコンを守る為のソフトも対応しなくなる」ことに問題があるんです。d^^;
Windows Vistaのリスクとよくある3つの誤解
Windows Vistaを使い続ける人の中には、
おそらく、以下のような誤解をしている人も、少なくないと思います。
- ① サポートが終了しても、まだ使える!
- ② 漏洩して困るような機密情報は、持っていないから大丈夫!
- ③ ウイルス対策ソフトが入っているから問題ない!
「ウイルス」や「不正アクセス」について、
多くの人が、
「何も悪いことをしていなければ、被害に遭わない」と思っています。
しかし、
それは まったくのでたらめです!
何もしなくても被害に遭ってしまうし、
さらには、犯罪に荷担することにもなってしまいます!
「ウイルスや不正アクセスは、無差別攻撃です!」
世界においても、2割以上の人がVistaを使っていますので、
クラッカーにとっては「絶好のカモ」です。
PCにマルウェアを埋め込まれて、不正アクセスに利用されていた、
いわば被害者が「警察によって4人も誤認逮捕される」という事件が起こり、
世を騒がせたことがありました。
Windows Vistaを使い続けるという事は、
「そうした事件に巻き込まれるリスクも高まる!」という事です。
攻撃者からすれば、
「Windows Vistaは、楽に落とせる隙だらけの獲物」となり、
積極的に狙った攻撃が、今後さらに増えていく可能性は高いでしょう。
と、このあたりまで認識できたら、
先程の「3つの誤解」は、わかったも同然ですよね?!
Windows Vistaのサポート終了でどうなる?「まとめ」
では、念のため、
最後に、もう一度「お復習い」しておきましょう♪
- 【誤解 ①】
サポートが終了しても、まだ使える!ネットワークに接続して利用することは、非常に危険!
更新プログラムの提供が終了し、脆弱性が飛躍的に向上するため、
悪意を持った攻撃者の、格好の的となる! - 【誤解 ②】
漏洩して困るような機密情報は、持っていないから大丈夫!メールのアドレス帳にある連絡先なども、重要な機密情報!
自分のPCが踏み台となって、
相手にウイルスを勝手に送りつけることもある! - 【誤解 ③】
ウイルス対策ソフトが入っているから問題ない!Windows Vista発売当時と比較すると、
セキュリティの脅威は飛躍的に高度化している!
これに対応するためには、OS更新プログラムの適用や、
マルウェア対策をはじめとする様々な防御対策が必要!セキュリティ対策ソフトだけで対応していくことは、
もはや、困難な状況です!
理解できてますか?!
ん~
まだちょっと、不安そうですね!?
では、
超簡単な例えで、まとめておきましょう。d^^
あなたの家(PC)に、外部から泥棒や害虫が侵入します。
それを予防するために、
セキュテイソフト(ウイルス対策ソフト)で、玄関を見張っています。
一般的な家庭である、あなたの家には、
大金はもちろん、お金になる様な情報も置いてありません。
家が古くなってくると、あちこち痛んで、
玄関以外でも、侵入されそうな場所がでてきます。
これが、「セキュリティホール」です。
この侵入箇所(セキュリティホール)を、
修正して穴埋めするために、
アップデート(更新プログラム)されていました。
しかし、サポートが終了して、
今後は、修復できない状態になってしまいました。
いくら、セキュテイソフトを最新にできたとしても、
見張る人が、少し強化できた程度で、
肝心な家自体の穴埋め修復は、まったく行えません!
と、こんな状態ですので、
泥棒や害虫にとっては、「絶好のカモ」となるわけです。d^^;
どうですか?
これなら、よ~くわかりますよね♪ (^-^)
次回は、
Windows Vistaサポート終了後の、対策方法についてです!
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