羽毛布団の選び方!グースとダックの違いとは!?産地による違いは?

意外と勘違いしやすいのが、
「羽毛布団」と「羽根布団」の違い!

そして、
羽毛布団に使用されている「羽毛の種類」の違い …。


羽毛布団の選び方!グースとダックの違いとは!?産地による違いは?

羽毛布団選びにおいて、
『羽毛の種類』は、かなり重要な選択です!

「ダウン」「フェザー」
「グース」それとも「ダック」!?


今回は、
羽毛の種類による羽毛布団の選び方!

グースとダックの違いや、産地などによる羽毛品質の違いを知って、
羽毛布団に使われている羽毛について、把握していきましょう♪


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羽毛布団の選び方「ダウンとフェザー」

大前提ですが …
『羽毛布団と羽根布団は別物』です!

知っていれば、当然のことなんですが、
実はコレ、意外とわかっていない人多いんですよっ d^^;



基本なんですが、
まずはここから、しっかりと理解していきましょう♪


水鳥の羽毛は、その形状から、
ダウンフェザー「2種類」に大別されます。

ダウンは、胸元に生えている綿毛部分を指し、
タンポポ状の羽毛で、空気をたっぷり含んでいます。

対して、フェザーは、
一般的に羽根と呼ばれる部分で、湾曲した羽軸を持ち弾力性があります。


羽毛のダウン率

羽毛のダウン率は、
ダウンとフェザーの配合比率を示しています。

ダウンが50%以上のものを、「羽毛布団」と呼び、
フェザーが50%以上のものを、「羽根布団」と呼んでいます。


例えば、『ダウン93%』という表記がある場合は、
「ダウン93%・フェザー7%」という割合になります。


ダウン率が高いほど、クオリティの高い羽毛布団といえ、
高品質の目安は、ダウン率が90%以上のものです。
(できれば、ダウン率93%以上の羽毛布団をおすすめします。)

稀少品種の高価なダウン以外は、
ダウンとフェザーを、機械で選別しているので、
どうしても、ダウンに少量のフェザーが混ざってしまうのです。d^^;

ですから、一般的に出回る羽毛布団では、
ダウン100%はほとんどあり得ないので、最高でも95%程度になります。


羽毛布団の選び方「羽毛の種類」

羽毛布団に使われている羽毛には、
主に、「グース」と「ダック」の2種類の鳥の羽毛があります。

羽毛布団の選び方において、
グースか ダックか?は、とても重要な選択となります。


ところで、
グースダックでは、どう違うのでしょう?


羽毛布団の選び方!「グースとダックの違い」


「グース」と「ダック」の違い

グース「ガチョウ」ダック「アヒル」のダウンで、
基本的に、グースダウンの方が良質とされていています。

一般的に、グースのほうが、ダックよりも体長があり、
ダウンボール(ふわふわとしたタンポポの様な綿毛)が大きいためです。


ダウンボールが大きければ、保温性が高く、
少量で、保温力のある軽い羽毛布団に仕上がります。

また、温度調節機能においても優れています。



基本的には、

  • ダック >
  • グース >
  • マザーグース >
  • 上質マザーグース

の順番で、品質は上質になっていき、当然価格も高くなっていきますが、
別格で、希少なアイダーダックダウン(毛綿鴨)」があります。

アイダーダックダウンアイスランドアイダーダックダウン
マザーグースダウンロイヤルマジェスティダウン
インペリアルダウン
エッググースダウン
ポーランドマザーグースダウン
グースダウンポーランド手編みグースダウン
ヨーロッパグースダウン
ダックダウンポーランドダックダウン
フランスダックダウン
中国ダックダウン


これらの様に、同じ羽毛布団でも多くの種類があり、
価格も、安いもので1万円ぐらいから、
高価なものだと、なんと 100万円を越える羽毛布団も存在します!



グースダウンのなかでも「マザーグース」は、
ダウンボールも大きく、上質で丈夫な羽毛が採れます。

「マザーグース」とは …

マザーグースは、産卵用に長期間育てられた、
グース(ガチョウ)の親鳥から採取された羽毛のことでです。

一粒一粒が大きく枝羽も伸びていて、丈夫なため、
他の羽毛と比べて、少量で同じ保温力を得ることができるため、
結果として、羽毛布団を軽くすることができます。



ですので、『マザーグース』は、
高級羽毛布団の選び方の「キーワードの1つ」と言えます。


しかし、マザーグースにも、品質と価格に違いがあり、
グースの種類や産地はもちろん、飼育方法・飼育期間・採取時期、
選別・洗浄方法などによって、ランクが異なります。


マザーダック!? ホワイトダウン!?

羽毛布団の品質表示に、「マザーダック」という表示を見かけることがありますが、
羽毛布団の業界では、マザーダックの規格はありません。

メーカーが自社のオリジナルな名称として、
マザーダックと命名した「マザーダックダウン」を指しているのでしょう。

マザーグースと比べると、当然安い価格になっていますが、
紛らわしいので、羽毛布団を買う際には注意が必要です。

また、グースダウンであれば、必ず表示されていますので、
品質表示などに『グース』の文字が無ければ、「ダックダウン」だと判断すべきです。

「ホワイトダウン」と表示されている場合も、同様に ダックダウンと考えるべきです。


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羽毛布団の選び方「羽毛品質」の違い

上述した羽毛の種類(グース・ダック)の他には、
どんな、羽毛品質の違いがあるのでしょう?

たとえば、各々のダウンにも、
産地飼育方法採取方法採取時期などにより、品質に差があります。


「ダウンパワーによる品質の違い」ついては、
別記事『羽毛品質ラベルによる羽毛布団の選び方』を参照してください。


羽毛布団の選び方!「羽毛品質の違い」


羽毛の産地

羽毛の産地では、経度の高い冷感地や、
寒暖差の激しい地域で取れた羽毛の方が、クオリティが高いとされています。

寒い地域で過ごす鳥は、寒さから身を守るために、
より保温性の高い羽毛を、まとう必要があるためです。


一般的に、「ヨーロッパ産の方が 中国産の羽毛より高品質」であると言われて、
ポーランド・ハンガリー・ロシア・カナダ・ドイツ・チェコなどが代表的です。

北極圏周辺に生息する野生の鴨、
アイダーダックダウンを使った羽毛布団は、超高級品として有名です。


知名度では ポーランド産がやや高く、品質も優れているのですが、
ポーランド産であれば、必ず品質面で優れているとは限りません。

同一国内でも、寒い地域と温かい地域があり、
また 飼育期間・飼育方法・採取時期の違いなどから、一概に優劣は付けられず、
ハンガリー産が、ポーランド産よりも優れた品質である場合もあり、価格においても同様です。



ちなみに、日本に輸入されている羽毛は アジア産が約80%で、
ポーランド産は 1~2%程度、ハンガリー産は 5~6%程度です。


羽毛の飼育方法

ダウンボールの大きさは、飼育方法によっても異なります。

飼育方法には、放し飼いで自然の餌だけで育てるものから、
食肉用に飼料を与えて、短期に育てるなど様々で、
栄養バランスの点からも、耐久性に差がでるのです。

マザーグースエッググースなど、産卵を目的に飼育されているものは、
ダウンボールが比較的大きく、かさ高性・保温性・風合いに優れています。

マズーリ地方は湖が多く点在し、水鳥を飼育する環境に恵まれている地域ですが、
マズーリ地方の羽毛なら、すべて上質だと言うわけではありません。

自然環境に恵まれているため、一部の農場では良質の羽毛が採れると言うことです。


羽毛の採取方法

羽毛の「採取方法」には、
機械で作業する方法と、人の手で採取する方法があります。

傷がつかないよう丁寧に採取する、手摘みの方法を「ハンドピック」と呼び、
ハンドピックの方が、よりクオリティの高い羽毛が採取できますが、
労力が必要なためコストがかかり、当然価格も高くなります。


しかし、
採取方法は、基本的に表示されていない場合がほとんどです。

「採取時期」についても、表示されている羽毛布団は少ないですが、
一般的には、晩秋に採取されたものが良質とされています。

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